生徒の好奇心を高める「教科便り」の作り方

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教科便りを出す理由

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私は余裕があるときは、教科便りを作っていました。
学年便り、学級便りもありましたから、無理のない範囲で発行していました。
一例を示します。
イメージ

教科便りは、

「教科」の好奇心を高めるため
「教科便り」を通して生徒を褒めるため

に発行していました。

教科便りの内容

主な内容は、

・生徒の優秀作品
・新聞等の時事ネタ
・教科のニュース(私の場合は理科)
・授業のようす(発表、話し合い、学習のようす)を写真で掲載

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です。

生徒の優秀作品を掲載するのはとても好評でした。
優秀作品と言っても、実験レポートだけではありません。
ふだんのノートも取り上げていました。
理科に苦手意識のある生徒が、「よい視点でレポートを書いた」、「ノートがうっとりするくらいきれいだった」時、教科便りに載せていました。

新聞の時事ネタは絶対に外せない内容です。
この年は、金環日食、IPS細胞などたくさんの科学ニュースがありましたら、ネタにつきませんでした。
年度末に授業アンケートを毎年取っていましたが、「理科便りの新聞記事を見ていたら、理科が好きになった」という感想がたくさんありました。

理科の内容ばかりになりますが、ほぼ毎年話題になる「流星群」も外せませんね。

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グーグルマップの航空写真で、見える方角、時間、高さなどを言ってあげます。次の日、「先生、見えたでーーー」と言われるのは快感です。

教科のニュースは、今までストックしてきたものを使用していました。
例えば、天気の範囲の導入であれば、
「天気に関することわざ」などを取り上げるのです。
最後の授業のようすを写真に掲載すること、これはインパクトがありました。
教科便りは、教職員にも配布します。
それを見た担任が、「へ~、理科で〇〇さんは、こんな感じでがんばっているんですね」と会話のネタにすることができます。
また、写真を撮る時に、「理科便りに載せるの?それだったら、このシーン撮ってください」と注文をつけるようにもなりました。

ダミー画像

「学年便り」や「学級便り」と同じく、「褒める」ために教科便りを発行する

のです。

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