教師から「信頼される教師」「敬遠される教師」

時間、信頼、教師

期日を守る、約束を守る

事務書類や提出しなければならない書類、その他の頼まれごと、必ず、締め切り日までに、提出します。
今や仕事術としては有名な「すぐやる」が基本です。
通勤ルートを提出しなければならない場合でも、書類をもらった瞬間、書き始めます。
「瞬間」がポイントです。
どうしても、今すぐ始められないことであっても、空き時間ができた瞬間に書き始めます。
そして、すぐに提出します。
締め切り間際は、事務の方も間際の提出が多く大変なのです。
だから、一番に提出しておくのです。
事務の方も、提出されたものからチェックを始めることができます。
ここまで考えなければならないのです。

会議や研修の時刻には絶対に遅れない

会議が始まる10分以上前には、会議場所に入っておきます。
会議開始時刻が遅れることがあるでしょうから、そこでできる作業ももっていきます。
会議が始まったら、直して会議に集中します。
学校外の研修もそうです。
あらかじめ分かっていることですから、その日に学校を早く出られるように、準備をしておきます。
自習が出るなら、自習課題の準備、自主担当の先生に依頼を前日までにしておかなければなりません。
出張に関する書類も前日までに提出しておきます。

誰よりも働く

「誰よりも働く」ことの意味を取り違えてはいけません。
私は「勤務時間の長さで、仕事への熱意を示すこと」は嫌いです。
本人には、そのつもりがないでしょうが、結果としてそのようになってしまっています。
例えば、早く帰ることができる日でも、仕事を自分抱えたり、作ってしまうような教師です。
以前に、こういう教師がいたので、「早く帰られる時は帰ったらいいのに」と言ったことがあります。
その教師は、「周りの教師より早く帰る」ことに何か引け目を感じているということでした。
それが正しい考えなら、全員で一斉に学校に出なければなりません。
笑い話です。
その後、その教師は早く帰るようになりました。
誰よりも働くというのは、「仕事にしっかりと向き合う」ということなのです。
逃げずにやり遂げるということなのです。
信頼、時間厳守、中学校教師、会議に遅れない

他の先生の出勤時間のピークより少し前に出勤する

自分の家族のことをほったらかして、早く来るということではありません。
保育所の送り迎え、子どもの弁当、介護問題等で家を早く出られない場合もあるのです。
人それぞれ、「ライフステージ」があります。
無理をしてはいけません。
ただし、実家から通っている。
両親も元気である。
にもかかわらず、朝起きれなくて、始業ギリギリに来る、これは違うのです。
私は、たまたま、初任から2年間は、早く家を出られる環境にありました。
7時過ぎには、中学校についていました。
やることは、
>ポットを洗って、お湯を入れておく。
>コーヒーを立てていれておく
>下足箱の掃除、チェック
>電話対応
20分もあればできます。
7時30分~8時は、黄金の時間です。
一人になれる場所に行き、今日の予定を確認します。
下準備が必要な場合は行います。
8時からは、生徒が登校し始めるので、校門や通学路(学校に近い場所を中心に)を歩きながら挨拶します。
この時に、ゴミ袋とゴミハサミをもって軽く掃除もしていました。
この作業を通して、自分のスイッチを入れていました。
朝から、掃除に挨拶というだけで気持ちがよいのですが、それ以外にも効果があります。
私が挨拶や掃除をしている姿を他の教師や通学中の生徒がみます。
まだ、自分が仕事を始める前から、掃除をしているというだけで、一目置かれます。
生徒に「掃除」について話をする時でも、かなりの説得感があるのです。
これ意外にも方法はあります。
例えば、
>帰る直前に職員室のゴミを回収する(当番で決まっている所もあるようですが)。
>夕方、電話を必ず取る(ワンコール)。
誰かがしなければならないこと、しているのを見たら嬉しくなることをやればよいでしょう。
そして、これを1年間続けるということです。
逆に言うと、1年間続けることができる作業をしなければなりません。
くれぐれも、無理をしない範囲でやることです。
誰も見ていなくても、一人で黙々と楽しんでできなければなりません。
「これだけ、私はがんばっているのに・・・」と「のに」が出たら要注意です。

どこまでも謙虚である

教師をして、卒業生を2回も送り出すと、どうしても横柄になる教師がでてきます。
「自分の方法が正しい。これでやっていける」と思ってしまうのです。
しかし、これが大きな落とし穴なのです。
このような教師には、誰も物事を本音で話さないようになります。
その結果、知らないうちに孤立していくことになります。
自分だけで決めてしまうものですから、誰もついてこなくなります。
そして、「俺の言う通りにすればうまくいくのに。他の教師は、楽をしたがっているだけだ」という愚痴をいうようになります。
できる教師は、退職直前でも、謙虚に学ぶ姿勢をもっています。
自分の専門分野でも、初任者に積極的に意見を聞きに行くのです。
そういう教師は誰からも信頼されます。