保護者は、中学校に何を求めているのか

・教科の基礎的な学力
・教科への好奇心
・受験でも役立つ学力
・社会人としてのルールやマナー
・道徳、思いやり
・規則正しい生活習慣
・運動能力

これらの項目のうち、自分の所属している学年の保護者が、中学校に何をいちばん求めているかを知っているでしょうか。
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例えば、現在中学1年生で、小学校6年生の時に学級崩壊を経験しているのなら、
「教科の基礎的な学力を身に付ける」
をいちばん求めているかもしれません。
現在中学2年生で、中学1年生の時にいじめが多発していたのなら、
「道徳、思いやり」
をいちばん求めているかもしれません。
現在中学3年生で、中学2年生の終わりの頃から勉強に集中できる学年なら、
「受験でも役立つ学力」
をいちばん求めるかもしれません。
地域、学年、年度によりどんどん変化していくものです。
そのような保護者の願いや求めていくことにも対応しなければなりません。
自分が目の前の生徒だけの姿を見て、自分の感覚だけで、「今の生徒に必要なものを判断する」時代ではないのです。
「受験でも役立つ力」を求めている保護者に対し、中学校から発信される学年通信、学級通信の核となる内容が、「クラブで汗を流そう」ではダメなのです。
その保護者の求めていることを知る方法は、
<アンケートをとる>
アンケートは極めてデリケートなものなので、学校長などと相談しながら慎重に進めなければなりません。
<実際に保護者と話してみる>
PTAの懇談会、面談などの機会があります。
ただし、「一部の保護者」が求めることに偏ってはいけません。
例えば、「部活動で見学に来られている保護者の意見」、「学校へのいつも電話してくる保護者の意見」だけではNGです。
普段学校に来られない保護者、控えめな保護者の意見など、幅広く聞く必要があります。
今では、どの中学校でも年に1回は、「学校教育アンケート」もあります。
それらを、すぐにチェックしてもいいでしょう。
そして、保護者の求めることを知った上で、学級経営、学年運営などに役立てていくのです。
そのような視点が必要です。