なぜ中学校教師は、「夏の過ごし方」を間違えてしまうのか

生徒の夏休み期間をむかえ、管理職や先輩教師から、
「夏はしっかり休んでくださいね」
と言われることはないでしょうか。
この意味を取り違えて、夏の過ごし方を間違えてしまうようでは、教師としての成長はありません。
中学校教師の夏の過ごし方こそ、教師力が問われるのです。
絶対に失敗してはいけないのです。
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夏休み期間中は、まとまった時間が取れます。
その時間でできることと言えば、例えば、
・1学期の反省
・2学期の準備
・研修(授業、生徒指導、進路指導、特別支援・・・など)
・部活動
・プライベートの充実(いわゆる「休む」状態)
などです。
何にどれだけの時間をかけるのか決めているでしょうか。
「夏は、⚪︎⚪︎の力をつけよう」
という目標がなければ、何の力もつけることなしに、夏休み期間が終わってしまうでしょう。
また、「2学期に備えてしっかり休む」ことも重要ですが、休み方を間違えると地獄の2学期が待っています。
私は、向上しようとしている先生に対して、
「夏はしっかり休んでくださいね」
とは言いません。
もし先輩教師などから「休んでくださね」と言われたら、少し「いらっ」とするかもしれません。
生徒の夏休み期間は、次の項目をバランスよく取り組んでください。

1.2学期の授業準備

ワード、Web、パワポ等の教材をすべて準備します。
教材はまとめて準備すれば、時間短縮につながります。

2.2学期の行事準備

物の準備、外部講師の手配、校外学習の資料作成
そして、「1.」「2.」で合計80時間分の貯金をするのです。
2学期の授業日数が80日として、1日1時間分の貯金を目標とします。
すなわち、
80日×1時間=80時間分の2学期の仕事を、夏休み期間中にする
のです。
夏休み期間中に1日3時間を2学期の準備のために使うとすれば、
80時間÷3時間=約27日
で、完了します(実際にはまとめてするので、もっと短い時間で済ませれられます)。
行事がたくさんある2学期には、時間の貯金が必要なのです。

3.1つの専門分野のブラッシュアップ

まずは1つ、他の中学校教師に負けない分野をもつ
で記事にしています。

4.教室、特別教室の掃除、掲示物の一新

2学期以降の掲示物テンプレートについては、後日記事にする予定です。

5.外部研修

「管理職の先生から、これ各中学校1人だから、行ってくれませんか?」
と振られるような研修ではありません。
自分で選ぶ研修です。
日本経済新聞の広告欄を見たことがあるでしょうか。
毎日、多くの「⚪︎⚪︎セミナー」などが紹介されています。
多くは、有料でかなりの金額のものもあります。
社会人はそういうことを多くしているのです。
探し方は、例えば次のような方法があります。
・教育系の雑誌や新聞に掲載されている「夏季の研修」
・インターネットで、「教師 研修」と検索する(2014を付け加えてもいいでしょう)

6.(できれば)研修講師

今まで、校内研修、校外研修を問わず、「研修講師」を引き受けたことがあるでしょうか。
これほど、教師力を成長させてくれる機会はありません。
もし機会があるのなら、どんどん引き受けて挑戦してください。
もし、引き受けられたのなら
研修や研究会の発表者に決まったら、最初に考えること
をよろしければご参考になさってください。

7.休む

休み方については、
人間的魅力を感じる中学校教師が習慣にしていること
で記事にしています。
また、
休む技術(大和書房 西多昌規著)詳細はAmazonサイトへ
は、必ず読んでください。
2学期の準備をすれば、気持ちが落ち着きます。
その分、休んでいる時の質も高まります。
「夏は、しっかり勉強したよ」と生徒に胸を張って言えるよう、夏を過ごすのです。