仕事の内容によって、やり方を意識的に変える

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1.職員室の椅子に座ってしない方がはかどる仕事

「職員室の椅子に座らずにできること」は、職員室の椅子に座らずにするのです。
「職員室の椅子に座らずにできること」もっと言えば、「職員室の椅子に座らずにする方がよいこと」を意識するのです。
そうすれば、
・骨太の提案
・アイデアが必要な計画
・いつもPCに向かって考えながらやっている長時間の作業
をより短い時間で仕上げることができるのです。

私は仕事をする時、できるだけ職員室の椅子に座らないようにしていました。
理由は、「職員室の椅子に座って考えていると、アイデアが浮かばず、仕事がはかどらない」からです。

2.職員室の椅子に座ってする仕事

職員室の椅子に座ってすることは、

「単純作業」=「すでにやることが決まっていて、それをPCベースに文書化する作業」

です。
「考えながら職員室の椅子に座って仕事をしない」のです。
以前にも記事にしましたが、考える中心となる時間は、カフェ、廊下で歩いている時、通勤中、風呂場、トイレ、授業中に生徒を眺めている時などです。
動いて考え続けるから、アイデアや考えが浮かび、閃き、まとまっていくのです。
だから、職員室の椅子に座って作業する前に「やるべき単純作業」が既に決まっているのです。
思いつたこと、考えたことを書いたメモを文書化していくだけですから。
例えば、通知表を渡す前日によくありませんか。
職員室のパソコンを数時間も占領して、「所見」を悩んで考えながら打ち込んでいる先生が。
典型的なNG例です。
所見については、「中学校|保護者・生徒に喜ばれる通知表の所見作成5つの手順」で少し記事にしています。
ふだんから考えておくことがポイントなのです。
これは、大きなイベントでも応用します。

3.公開授業の場合

例えば、公開研究授業をすることになったとします。
考えるべきことは、
「どの内容にしようか」
「授業形態をどのようにしようか」
「どのような授業の流れにしようか」
「何月何日の何時間目にしようか」
「6か月前までに、1カ月前までに、直前1週間に、前日にすること」
「当日の過ごし方」
「最終(当日)の明確なイメージをどうするか」
「考慮すべきこと」
「必要なモノ」
「関係する人(学年、学年外、学校外、その他)」
などがあります。
公開授業をすると決まった瞬間、上記のことをざっと書き出します。
この段階では、かなりラフなメモの状態です。
(次のようなマイプロジェクトシートを印刷して、手帳に貼りつけることもあります。)
※参考(Teacher’s プロジェクトシート)

中学校教師、仕事術


Teacher’s プロジェクトシート ワードファイルダウンロード
Teacher’s プロジェクトシート PDFファイルで表示


時間にして10~20分程度でしょうか。
すべての項目を書く必要はまったくありません。
その場ですべてを考えようとすると、いい案が浮かびませんし、時間もどんどん過ぎていきます。
大事なのは、「その場ではすぐに書けない項目を意識化すること」なのです。
これを早くから把握しておけば、

ふだん何気なく廊下を歩いている時に、「アイデア」「やりたいこと」「対応策」が浮かぶ(いわゆるセレンディピティ)

のです。
1週間もあれば、書けていない項目が埋まっていきます。
それをせずに、「あ~、○○があって、考えることがたくさんある。どうしよう。」とあやふやな状態であれば、アイデアは浮かびません。
手帳やメモ帳、付箋などを持ち歩くことも忘れてはいけません。
そのようなメモを書き出した後、最後のまとめる作業の時だけ、職員室の椅子に座ります。
そしてそのメモをもとに、短時間で集中して文書化するのです。
なお、ずっとそのことを考えるということではありません。
完全なオフなども必要ですからね。

春野伸一のメルマガ
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