同僚の先生に時間をプレゼントする5つの考え方

昨日の記事「気づけた先生が、ワクワクするような中学校の文化を創っていく」の続編です。
先日、別の業種の友人(銀行の法人営業、いわゆるビジネスマンらしいビジネスマン)と久しぶりに話す機会がありました。
その友人が、「同僚に時間をプレゼントする」という言葉を使っていたのです。
始めは違和感がありましたが、聞いているうちに「なるほど、そういう考え方もあるのか」と思うようになりました。
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言っていることは単純でした。
「時間をプレゼントする」というのは、「相手がやる予定の作業を手伝って、相手が早く終わるようにする」ことです。
例えば、ある作業を手伝って、その先生が「15分早く帰られることになった」なら、15分の時間をプレゼントしたと考えるのです。
昨日の記事でも少し紹介しました。
実際には、それ以上の効果があることは皆さんも感じておられることでしょう。
さて、友人が言っていたのは、時間をプレゼントする方法や考え方です。

1.作業そのものを手伝う。

「作業そのものを手伝う」、これが一番わかりやすい例でしょう。
例えば、
・印刷するのを手伝う。
・通知表記入を手伝う。
・教室整理を手伝う。
・○○の準備を手伝う。
これらはすべて、「短縮できた時間」をそのまま直接相手にプレゼントしていることになります。

2.より短い時間でその作業をする方法を教える。

「より短い時間でその作業をする方法を教える」、これも時間をプレゼントしていると考えることができます。
例えば、
・写真を掲載した学級便りを早く作る方法を教える。
このブログを始めるかなり以前、「写真を掲載した学級便り作成」が苦手な先生に、「写真1枚でインパクトがありセンスを感じさせる学年便りの簡単作成法」や「写真データ40枚を3分で1枚の学級便りにする方法」で紹介した方法を教えたことがあります。
その先生が、この種の学級便りをつくる時に、毎回10分の時間短縮ができたとします。
1カ月に1回その作業があり、1年間続ければ、10分×12か月=120分
時間をプレゼントしたことになります。
そういう視点で考えるということです。
他にも、短時間で
・所見を作成する方法
・宿題をチェックする方法
・定期テスト問題を作成する方法
・提案文書を作成する方法
など、たくさんあります。
より短時間でその作業をする方法を教えることは、「永続的に」時間をプレゼントすることにつながるのです。

3.「より短い時間でその作業をする方法」を知るための学び方を教える。

「より短い時間でその作業をする方法」を知るための学び方を教えることも重要です。
「2.」の例で説明します。
「写真を掲載した学級便り作成」を苦手な先生に、「写真1枚でインパクトがありセンスを感じさせる学年便りの簡単作成法」や「写真データ40枚を3分で1枚の学級便りにする方法」で紹介した方法を同僚の教師に教えました。
その時に、「その2つの方法を知るまでに、どのような手順をたどったのか」を教えるのです。
この場合だと、「ネットで調べる」「本を購入する」「PCの得意な友人に聞く」などの手順があります。
これだけは説明不足ですので、詳しくは「先輩教師が初任者の先生に「学び方を指導しなければならない」理由」をご覧ください。
そのような学び方を知っていれば、「人的な環境要因」に起因することなく、自分自身の力でその方法を学んでいけるのです。

4.「1~3」の方法を発信することに意識をおく。

例えば、情報発信系のWebページ。
そのWebページにたどりつき、目的とする方法を知れば、やはり時間短縮につながります。
ほぼボランティアで、その種の講演をしている講師もそうなるでしょう。
各中学校や所属区市町村での発表、積極的な声掛けもそうでしょう。
より多くの先生に、時間をプレゼントすることになります。
さらに、その教えられた先生が別の先生に教えれば、どんどんその方法が広がっていくのです。
私もこのようなWebページをめざして、日々更新しています。

5.「1~4」をより持続的に効果的にやっていくための「優しい心」「賢い心」「強い心」をもつ。

時間を相手にプレゼントすれば、自分もどんどん幸せになっていくのです。
昨日の記事と重なりますが、もう一度言います。
ワクワクするような中学校の文化を創るのは、ここまで読んでくださった読者の皆さんなのです。