ベテランの先生なら、多くの仕事をとる

「ベテランなら、多くの仕事をとる」
こんなこと、進んでいる企業なら当然です。
一般企業で働いている人と中学校の先生を同じ土俵で考えるのはおかしいかもしれませんが、あえて言います。
考慮されている学年や中学校を除いて、1年目の先生と10年目の先生の「仕事量が同じ」であることは問題があります。
ここで言っているのは「仕事量」であり、「その先生のもっている能力で、その仕事をするのに実際にかかる時間」です。
「役割や役職」では、校務分掌上配慮されているでしょう。
学年主任を、1年目の先生ができるわけがありませんから。
軽重があって然りです。

しかし、です。
「仕事量」については、「公平」になってしまっているのではないでしょうか。
例えば、学年会議で校務分掌を決める会議。
次のように決定することはないでしょうか。

中学校教師、教育、ブログ、仕事術
<1年目の先生の学年の校務分掌>
担任、総合・道徳・HR、学年便り
<10年目の先生の学年の校務分掌>
担任、学年生徒指導、生徒会

的な感じです。
このパターン、よくありませんか?

仕事量(かかる時間)が圧倒的に違う

のです。
10年目の先生が、学年生徒指導や生徒会で取られる時間なんて、かなり少ないのではないでしょうか。
もちろん、学年や地域により差はあるでしょう。
しかし、それを考慮しても、「10年目」ですからね。
コントロールできて然りです。

その一方で、1年目の先生が担当する総合・道徳・HRや学年便り。

年間の計画、授業資料など、かなりの時間をとられるのではないでしょうか。
その結果、肝心の学級経営や授業の準備の時間が少なくなります。
その結果、クラスに落ち着きがなくなり、その対応の時間がさらに必要になる・・・。
典型的な悪循環です。

この原因は、いろいろあるでしょうが、その一つは、「公平な仕事量の校務分掌」でしょう。
表に出ている校務分掌については仕方がないかもしれません。
しかし、

せめて最初の1学期の間は「学年で校務分掌を軽減する」という措置や工夫があっていい

と思うのです。
極論ですが、1学期の間は、総合・道徳・HRの校務分掌を10年目の先生が「とる(ペアでやるならメインで担当する)」のです。
そして

2学期以降は、本人の状態を見ながら、総合・道徳・HRの校務分掌を任せていけばいい

のです。

10年目の先生、ベテランの先生なら、それくらい覚悟を決めて、腹を据えてやらなくてはいけません。
次に中学校を中心になって支えていく存在になっていくのですから。

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