不満だけを言う先生に絶対になってはいけない。いい方向へ進む方法を考える。

教育関連の情報(ニュース、書物、ネットなど)を見ていると、次の2つの内容に分けることができます。

・未来へ向かう明るい内容
・過去や現状の不満だけを書いた内容

どちらがいいかは言うまでもありません。

当方に届くメールの内容も上記の2つに分けられます。
例えば、
<未来へ向かう明るい内容>
「やることが一杯あります。今の自分の力では時間内にすべてやりきることがありません。どのようにすれば、もっと早く仕事をできるようになりますか?」
「学年主任をやっています。どうしても自分の判断が学年の判断になってしまいます。学年教員の意見をもっと出すためにはどうすればよいでしょうか」
「教頭をやっています。先生方の気持ちをもっとうまくつかむためのちょっとした習慣みたいなものはありますか?」

<過去や現状の不満だけを書いた内容>
「やることが一杯あります。今の自分の力では時間内にすべてやりきることがありません。こんなにやることが多いって、校長先生は全然分かってくれないのです。許せません。どうしたらいいですか。」
「学年主任をやっています。学年教員の力がなくて困っています。例えば・・・。あり得ないです。」

と、こんな感じです。
「過去や現状の不満だけを書いた内容」は、はっきり言って疲れます。
不満をメールにぶつけるのは構わないのですが、「次にそれをいい方向へと変えようとする気持ち」がないのです。
これは、厳しいですね。
そもそも、そのような気持ちがなければ、問題は解決しません。
ネットの世界で、同じ気持ちの人間が「そうだよね」と傷をなめ合うのと同じです。
極めて非生産的な方向にエネルギーを使ってしまいます。
そして、この考えは生徒へも影響していきます。
「中学校の先生は大変。時給いくらになるか計算したら、〇〇円!。今日の引率も・・・。」
こんなことを生徒へ言うようになればおしまいです。
生徒が社会に出たいという気持ちをそいでしまうのです。

中学校教師、教育、ブログ、仕事術

なんて寂しい考えなのだと思います。
手厳しいかもしれませんが、そんな考えをもっている先生に、自分の子どもを絶対に預けたくありません。
一緒に仕事をしたくもありません。
拙ブログを読んでほしくもありません。

問題意識があるのなら、その問題を解決するために、自分が現場で何ができるか考えなければなりません。
「問題があることは分かりました。で、あなたはそれを解決するために、どのような動きをしてきたの?」
と言いたくなるのです。
もしそれが中学校独自のルールの問題であれば、会議で骨太の提案を出して、現場を変えればいいのです。
制度の問題であれば、その制度を動かせる立場になればいいのです。
自分が理想とする学校法人やNPO法人を創ることだってできるのです。
本当にそう思う人が多ければ、多くの人が集まってくるでしょう。
現実の世界で自分に人が集まって来ないのなら、単なる問題教師と言えるでしょう。

さて、「未来へ向かう明るい内容」は、読んでいて応援したくなります。
その考えの根っこには、「いい方向へと変えようとする気持ち」があります。
そんな気持ちがあれば、そんな気持ちの先生が集まってきます。
極めて生産的な集団になります。
もちろん問題を解決することもできます。
誰もが引き受けない役割を引き受けることもします。
覚悟があるのです。
腹が据わっているのです。
不満を意見や提案に変えることができるのです。