中学校 授業力向上のための115の方法と視点

Reading Time: 1 minute

「中学校教員経験年数が概ね6年未満で、とにかく授業力をつけたい先生」
に向けて、この記事を書きました。

1.授業力とは

この記事で用いる「授業力」とは、
・「生徒が『分かりやすい』『面白い』 と感じる授業」をできる力
・生徒に「高校入試、統一テスト、実力テスト、定期テスト」 で得点を取らせることできる指導力

です。
これらの力を総合的につけるための方法と視点をまとめました。

2.授業の基本と考え方

生徒は部活動は選べますが、授業は選べません。
まずは、授業の基本と考え方です。


3.勉強法

「授業内でできるようする」が基本です。
しかし、定期テスト直前、高校入試直前ともなると、「授業内」だけでは、現実的には難しい部分があります。
私は、生徒に「勉強法」についてよく語ります。
理由は、生徒が「効率のいい勉強法」「点数を取れる勉強法」を知りたがっているからです。
また、三者面談で通知表を見せた時、保護者からよく聞くのは、
「○○(生徒の名前)の勉強のやり方、効率が悪くて、見ていてイライラするんですよ」
塾などの習い事に言っている生徒の保護者でも言います。
それくらい、勉強法について関心があるのです。
現在の高校入試制度では仕方のないことです。
私は塾の先生、家庭教師を10年間やってきました。
それも含めて、中学校の先生ができることをまとめました。


4.3月と4月の授業

誰もが感じていることだと思いますが、3月、4月の授業は特に重要です。
万全の準備が必要です。

5.問題集の選び方と使い方

「問題集を渡して終わり」ではいけません。
「テスト直前に繰り返してやっておきや」でも、十分ではありません。
問題集の使い方をしっかり指導してこそ、買った意味があるのです。


6.授業アンケート

特にこの数年、重視している項目です。
学校アンケート、生徒アンケート、保護者アンケートの中には、「授業」に関する項目が含まれているはずです。
「自分の授業がどうだったのか」を常に意識していないと、自己満足の授業になってしまいます。
言い訳せず、逃げずに結果を分析して、授業力向上につなげるのです。

7.定期テストと実力テスト

「授業を真剣に聞いていたのに、テストでは点が悪かった」
これでは、生徒が不幸です。


8.入試対策

「担当している教科の入試問題について詳しくない」は大問題です。
定期テストや実力テストが、入試とかけ離れたものになっていきます。
これも生徒にとって、不幸なことです。
授業を受ける→小テストや形成的テストで得点が取れる→定期テストで得点が取れる→実力テストで得点が取れる→統一テストで得点が取れる→高校入試で得点が取れる
この流れをより確実にしていくのです。

9.ノート指導

中学校の先生は、小学校の先生に比べ、ノート指導をしない傾向にあります。
しかし、ほんの少しの工夫で、勉強ができるようになる生徒がでてきます。

10.授業のネタ

「この授業をすれば、生徒が集中し、成長する。」
そんな授業パターンをいくつかもっておけば、他の授業のどんどんうまくなっていくものです。

11.教科通信

「教科通信は出さない」先生も中学校では多いようです。
しかし、中学校の教科の関心を高める手段として私は有効だと思っています。


12.学習計画表

「計画する力をつけておけばよかった」
無計画に事を進めた時に、今でも思うことです。
勉強の内容そのもの以上に、中学校の先生が注目すべきことだと思います。

13.中学校学習指導案

授業を組み立てていく時、設計図が必要です。
また、自分の考えていることを共有していくためにも、指導案を書く力は必要です。