4月初旬までの準備まとめ【初任〜3年目までの中学校の先生向け】

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目次

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1■はじめに

1□本記事で対象としている先生

この記事は4月から中学校教員になる先生や経験年数の少ない先生向けて、次の質問に答える形で書きました。
・赴任した中学校で最初の1週間にすることを知りたい
・4月までに準備しておくことを知りたい
・おすすめの本を知りたい
・初任者が気をつけることを知りたい
・教科指導、学級担任、スケジュール管理、生徒指導、勉強法指導、校務分掌、保護者との連携、社会人のマナー、部活動、仕事術、マインドなど分からないことが多すぎるので、その基本を知りたい
・4月から初任者を担当する。どのようなことを指導すればいいのか知りたい
・4月から2年目(3年目)だが、初年度はうまくいかなかったので、もう一度基本に立ち返ってやり直したい

それでは、スタートです。

2□4月当初の1週間は自分の仕事ができない。

4月当初の1週間は、会議(職員会議、学年会議、教科会議、分掌会議等)、部活動、オリエンテーション、事務手続き等の予定が多く入っています。
その多くは、前年度末から周到な準備をして出している資料なので骨太です。
そのため時間もかかります。結果的に自分の時間はほとんどなくなります。
気づけば「授業前日」というのはよくあることです。

3□私が初任者だった時、「初回の授業の大失敗」で学んだこと

時間がないのは、初任者だけではなく、経験年数がある先生も同様です。
したがって、初任者に時間がないのは当然のこととも言えるでしょう。
しかしながら、準備ができていない状態で授業に臨むのは、決してあってはならないことです。
「教員はブラックだから、教員になる前くらい、思いっきり遊んでおく」
そんな考えもあります。
否定しません。
しかし、その状態で4月1日を迎えると、うまくいかなくなる可能性が出てきます。
そうならないためにも、3月末から周到な準備をはじめるべきでしょう。

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2■赴任後、最初の6日間の流れ

以下の例は、一例です。中学校によって大幅に違う場合があります。

1□初日(2021年度だと4月1日(木))

・9:00 委員会等に集合、辞令を受ける。そのまま辞令を受けた中学校へ移動。
・10:00 中学校到着。そのまま職員会議へ。
・12:30 昼食
・13:30 職員会議再開
・14:30 教科会議
・15:30 学年会議
・16:30 職員会議
・17:00 職員会議終了

2□2日目(2021年度だと4月2日(金))

9:00 職員会議
10:00 分掌会議
10:30 休憩
10:45 職員会議
12:30 昼食
13:30 座席移動・掃除
15:00 職員会議
17:00 職員会議終了

3□3日目(2021年度だと4月5日(月))

9:00 学年会議
10:00 学年会議、教科会議、分掌会議等
12:30 昼食
13:00 初任者・転入者オリエンテーション
14:00 部活動に顔出し
15:00 学年教室準備
17:00 終了

4□4日目(2021年度だと4月6日(火))

午前 4月7日の生徒の準備登校の準備、学年会議
午後 自由時間

5□5日目(2021年度だと4月7日(水))

午前 準備登校、学年会議
午後 自由時間

6□6日目(2021年度だと4月8日(木))

午前 入学式・始業式、学年会議
午後 自由時間

とりあえず、入学式までの主な会議日程等を示しました。
あくまで一例です。先進的な学校であれば、1日ですべての会議を終了する場合もあります。
また、稀に、学年主任等から、授業準備時間を保証される場合もあります。

7□4月当初の会議の内容

さて、会議について、以下の内容があります。

人事異動の発表・紹介、学級編成・担任の発表、教育課程編成、学年配置、学校教育目標の確認、時間割について、各教科の持ち時間について、教室配置、行事予定(年、月)、入学式関連・入学式後の予定(健康診断、写真撮影等)、生徒会の確認事項、校務分掌の確認事項、事務より(予算、提出物など)、情報教育担当より、養護教諭より(身体測定について、保健関連書類について)、教務より(時間割作成について)、職員会議の輪番について、親睦会について。中学校によれば、これ以外にも多くの資料が出る場合があります。

すべての資料を完全に理解するのは難しいと思うので、必ず理解すべきものを初任者担当等に聞いておきましょう。

「自由時間」がいくつかありますが、この時間に授業準備の時間をすべて当てることができるかというと、そうでもありません。実際には、分掌で決まった内容の準備などがあります。例えば、「生徒会」に所属したのなら、年度当初の生徒会の動きを理解し、生徒会の主担当者と打ち合わせ等をしなければなりません。

道徳担当になったのであれば、取り急ぎ4月の道徳の内容を決めておかなければなりません。ICT担当になったのなら、ICT機器のチェック、研修計画を立てなければなりません。

意識して準備時間を取るようにしないと、「授業初日に徹夜に近い状態になった」という事態にもなりかねません。

3■準備物

準備物については、下記の記事にまとめていますが、この時期(2~3月)になると教育系の雑誌で特集が組まれていたり、ネットでも多くの情報があります。不安な方は様々な媒体で確認しておきましょう。

<以下の記事を参考にしてください>

1□中学校の先生用 新年度の準備物チェックリスト

2□中学校の先生が使う文房具30選

3 まず読んでほしい本

私は今まで多くの教育書を読んできました。
オススメofオススメの先生は、諸富 祥彦先生の本です。
他の先生とは深さが違いますし、優しさに裏打ちされた文章に定評があります。
>>いい教師の条件 いい先生、ダメな先生はここが違う (SB新書)
(Amazonサイトへジャンプします)

4■スケジュール管理

どの仕事でもいえることですが、自分が一番管理しやすい方法でスケジュール管理をできるようにしましょう。
ipadやiphoneを活用する先生、紙ベースの先生、教員向けのスケジュール手帳を使っている先生、業者から配布されている手帳を使っている先生、ハイブリッドの先生等、いろいろな方法があります。判断基準は、MECEです。
下記の教員専用の手帳については、3月末に書店に行くと、売り切れていることがあります。
少なくとも昨年度はそうでした。
また、3月末にAmazonで購入しようとすると、既に転売されていて定価の2~3倍の値段がついていることもありました。
利用しようとする場合は、早めにポチっておきましょう。

1 □<市販の先生専用手帳の紹介>


スクールプランニングノート2021 B (中学・高校教師向け)


ほめ言葉手帳2021 Praise Diary 2021 ([バラエティ])


教師力手帳2021 Teacher's Diary 2021 ([バラエティ])


TEACHER'S LOG NOTE 2021(ティーチャーズ ログ・ノート)

2□教員用スケジュール表と振り返り表ダウンロード【やり忘れ防止】

5■資料作成について

<以下の記事を参考にしてください>

1□新年度の資料作成で意識すること

6■困ったらググればいい。現場の先生に直接聞くよりもヒントになることが多い。

困ったらググればいいでしょう。現場の先生に直接聞くよりもヒントになることが多くあります。今なら、clubhouseやSNSで直接聞くこともできます。「井の中の蛙」にならないよう、全国区やSNS等で活躍されている先生の情報をヒントにしましょう。

7■授業・教科指導

中学校教師の仕事の本丸は授業です。
生徒は1日に6時間授業を受けます。
その授業が、「面白い」「未来の役に立つ」「自ら進んで」と生徒が実感できれば、生徒指導等の課題も大幅に減少します。
とにもかくにも授業です。私は、いくら生徒指導や部活動ができても「授業」ができない先生を尊敬することはありません。
対策としては、3月最後の1週間で最初の授業準備(できればGWまでの準備。時間的に難しければ最初の1週間分)をするのが解決法の1つです。
教科の本を購入すれば、最初に何をすればいいのかが書いています。
大型書店へ行って、自分で気に入ったものを購入しましょう。

<以下の記事を参考にしてください>

1□授業で使用する問題集の選び方と使い方の基本

2□授業アンケート「教科の授業の内容はよく分かる」をよくしたい時に考えること

3□自分にあった授業実践の見つけ方(中学校の先生向け)

4□授業は1秒たりとも遅れて始めない、1秒たりとも延長しない 

5□どの生徒にも授業で視線を送れるようにする視線トレーニング

6□生徒の前でベストな状態で立つこと、最も優先順位の高いことの一つ

7□形だけ真似をしても、うまくはいかない場合がある

8□発問と質問の違い

9□授業中に安易に教室から離れない

10□教科指導中の事故を防ぐためにやっておくこと

11□中学校の授業の基本 4つのチェックポイント

12□授業中、こうしたら中学生でも飛び上がって喜んだ

13□「この教科だけできる」を探し出して褒める

14□<本の紹介>


新版 授業の腕を上げる法則 (学芸みらい教育新書 1)

8■表情

表情はとても大切です。温かく包み込むような笑顔や表情を練習しましょう。
「毅然とした態度」と同様、「温かく包み込むような笑顔や表情」も、練習しなければできるようになりません。
YouTubeで「表情 トレーニング」とすれば目的の動画が見つかります。

<以下の記事を参考にしてください>

1 表情筋のトレーニングで、最っ高の笑顔を作り出す

9■板書

板書に無頓着な先生が中学校には多くいます。
板書は小学校の先生からの情報が圧倒的にヒントになります。
板書に関する本も多く出版されています。Twitterでも「#板書」とすれば、多くの情報が得られます。
ほんの少しの意識で大きく変わります。

<以下の記事を参考にしてください>

1□黒板をきれいに消すコツ

2□板書の方法、文字の書き方の基本を学ぶ

3□<参考となる外部サイト>

・白井市教育委員会「板書づくり」

・ユニバーサルデザインの良さを取り入れた学級・授業づくりハンドブック
大分県教育センター

10■声

声もとても大切です。「聞き心地のいい声」を目指しましょう。YouTubeで「声 トレーニング」とすれば目的の動画が見つかります。

<以下の記事を参考にしてください>

1□声質を変えれば、授業力もアップする

2□自分の声の聞き取りやすさをチェックする方法

11■宿題観を鍛える

ここ数年で「観」が大きく変わってきている内容の1つです。私は選択制の宿題を出していました。10年以上前からそうしています。中学3年生ともなれば、学力差は本当に激しくなります。例えば、高校レベルの数学ができる生徒と小学生レベルの算数ができない生徒が同じ教室で学んでいます。そんな学級で最大公約数的な宿題(全員が「まあできるだろう」と教師が判断できる問題で)という宿題を出してしまうと、「できる生徒は物足りたい」、「できない生徒は難しくて時間がかかる」といった状況が生まれます。これはいけません。なんのための宿題かが分からなくなります。興味関心を伴わせた宿題を出すこともありますが、中学生は高校入試を控えているので、継続的にそのようなことはできません。「宿題なし」という考えもあります。しかし、高校入試を控えていたり、勉強に不安がある場合は、「宿題を出してほしい」という生徒もいます。また、「宿題を出してほしい」という保護者に対して、「勉強は自主的にやるものだから、宿題を出しません」という説明では納得してもらえません。保護者に迎合することはありませんし、数年後は宿題の価値観ややり方が変わるかもしれませんが、2021年の4月段階ではまだ早いと思うのです(入試問題が変われば別ですが)。そうなると、「選択制の宿題」ということになります。問題集は、難易度別に3段階くらいに分かれているます。そのような場合の宿題の出し方として、「苦手は人は基本問題」、「得意な人は発展問題」「それ以外の人は標準問題」という形式をとっています。

12■テスト観を鍛える

これも「観」が今後大きく変わってくる内容の1つです。情報を仕入れて「テスト観」をしっかりもつようにしましょう。私の場合、「テスト観」は、「公立高校入試(都立、府立、道立)」に正対したものです。定期テストの延長に入試がなければならないとも考えています。要は、我流の問題をつくらないということです。そのためには、入試問題を徹底的に研究しておかなければなりません。そうしなければ定期テストはつくれません。最悪なのは、「定期テストでいつも満点に近い。でも、入試問題では点数が取れない状態」です。私は、10年塾の先生をやっていました。その頃から意識してきました。最近の問題集は、入試に正対していないものが多くあります。問題集を選ぶときのポイントはいくつかありますが、「版を重ねているもの」も判断基準の1つです。後述しますが、国立教育政策研究所や文部科学省の資料も必読です。

<以下の記事を参考にしてください>

1□テスト問題を配布する瞬間に注意すること

2□「見えてしまう」カンニングを防ぐのは先生の仕事

3□定期テスト範囲の内容で、できれば避けたい表現

4□定期テスト範囲が分かりにくければ、準備の苦手な生徒は脱落する

5□定期テスト前の中学生に伝える6つのこと

6□テスト範囲の白プリントは、いつ配布するのがベストなのか

7□テスト終了後の振り返り表と個別フィードバックの方法@Wordファイル添付

8□定期テスト・実力テスト出題予定表は4月に配布する

9□中学校最初の定期テストは、高得点を取らせる

10□中学校定期テスト「問題作成、採点、返却」のポイント

11□中学生のテスト勉強計画表(学習計画表)は、3種類以上準備する

13■忘れ物・学習評価

貸せばいいだけのことです。忘れものをしたからと言って、鬼の首を取ったように指導することは反対です。
また、教科の忘れ物で、その教科の評価が下がるようなことがあってはなりません。断固反対です。国立教育政策研究所が発信している情報を確認すべきです。

1□<参考となる外部サイト>

国立教育政策研究所「学習評価の在り方ハンドブック」

14■家庭学習観・勉強方法観を鍛える

教員の研修に「家庭学習」の研修がないのは本当に不思議です。
「どのように学習すればいいのか」、多くの書籍を読んで学んでおくべきでしょう。我流の方法だけを伝えることは避けましょう。

<以下の記事を参考にしてください>

1□何度繰り返しても、用語を覚えられない中学生に試してほしい勉強法

2□エビングハウスの忘却曲線とラッセルの復習曲線をセットで語る

3□定期テストで出題する「暗記事項」で考えなければならないこと

4□暗記用カードは単語カードだけではない

5□中学生の効果的な家庭学習法「大事なことを壁に貼る」

6□中3になって成績が伸びた生徒が、中1・中2の時に守っていたこと

7□勉強が苦手な生徒に、薦めてはいけない勉強法

8□中学校の先生による個別学習指導のコツ

9□中学生の勉強法について先生が生徒に話しておくこと

10□勉強面から「中1ギャップ」を解決する方法

徹底的に学びたい方は、以下を参考にしてください。拙著となります。
勉強の苦手な生徒向けの書籍になります。

11 □<本の紹介>


中学生の勉強法大全~2020年度版~: 成績を伸ばしたい指導者のための本

拙著については、どの書籍についても、読者限定特典として、書籍のPDFファイルをプレゼントします。
詳細については、書籍内に案内がありますので、購入される方はご確認ください。

15■道徳

中学校は、2021年から本格実施となります。それに伴い、多くの本が出版されています。アマゾン等から書籍を探すのも1つの方法でしょう。

<以下の記事を参考にしてください>

1□道徳授業の時に心がけていること

2□旬な人物やネタを中学校で道徳授業にする方法~錦織圭選手を例に~

3□<本の紹介>


中学校 道徳の授業がもっとうまくなる50の技


中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別の教科道徳編


中学生にジーンと響く道徳話100選 ─道徳力を引き出す“名言逸話"活用授業

16■掲示物

<以下の記事を参考にしてください>

1□中学校の教室・職員室の掲示物ダウンロード

17■学級レク

<以下の記事を参考にしてください>

1□中学生でもできる学級レクリエーション、ゲーム、遊びin教室

2□中学生の成長レクに必要な3つの活動

3□学級レクの2つの目的を知れば、学級は飛躍的に成長する

4□<本の紹介>

これで十分だと思うのですが、さらにパワーアップしたいと思われる先生は、


中学生でもできる学級レク~新作54本~

も参考にしてください。
中学生でもできる学級レクリエーション、ゲーム、遊びin教室と合わせれば、合計100以上のレクリエーション数になります。

拙著については、どの書籍についても、読者限定特典として、書籍のPDFファイルをプレゼントします。
詳細については、書籍内に案内がありますので、購入される方はご確認ください。

18■校務分掌

<以下の記事を参考にしてください>

1□初めての校務分掌〜時間をかけずに無難にこなすコツ〜

を参考にしてください。

19■学級経営

<以下の記事を参考にしてください>

1□中学校で学級担任になったら最初に考えること

2□中学生と出会いの言葉で意識すること

3□最初の学級懇談会で準備すること 中学校の先生向け

4□三者面談で、褒める材料を増やす方法

5□三者面談(三者懇談、個人懇談)は、何のためにするのか。

6□三者面談で約束したことはすぐに対応する

次の本もおすすめです。

7□<本の紹介>


1年間まるっとおまかせ! 中1担任のための学級経営大事典 (1年間まるっとおまかせ!)


1年間まるっとおまかせ! 中2担任のための学級経営大事典 (1年間まるっとおまかせ!)


1年間まるっとおまかせ! 中3担任のための学級経営大事典 (1年間まるっとおまかせ!)


中学の学級開き 黄金のスタートを切る3日間の準備ネタ

20■欠席者対応

<以下の記事を参考にしてください>

1□実物資料 欠席者への対応と欠席者連絡専用封筒

21■学級通信

<以下の記事を参考にしてください>

1□学級通信(学級便り)を多く早く正確に書く22の方法|中学校

さらにパワーアップしたい場合は、以下も参考にしてください(拙著です)。

2□文字だらけの学級通信を改善する方法

3□学級通信をより充実したものに変える方法

□学級通信学年便り用「一言感想用紙・吹き出し」テンプレート20種類

5□学級通信や学年便り、保護者に続きを読んでもらえる記事タイトルのつけ方

6□中学生の睡眠について読む資料

□<本の紹介>


中学校学級通信大全: 早く多く正確に書く100の方法

拙著については、どの書籍についても、読者限定特典として、書籍のPDFファイルをプレゼントします。
詳細については、書籍内に案内がありますので、購入される方はご確認ください。

22■不登校生への対応

これも多くの本が出版されています。私も電子書籍を出版しています。

1□<本の紹介>


不登校生の担任になったら最初に考えること: ~中学生への対応の基本~

拙著については、どの書籍についても、読者限定特典として、書籍のPDFファイルをプレゼントします。
詳細については、書籍内に案内がありますので、購入される方はご確認ください。

これ以外にも多くの書籍があります。


いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 (PHP新書)


私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む


教えて、明橋先生! 何かほかの子と違う? HSCの育て方 Q&A


明日、学校へ行きたくない 言葉にならない思いを抱える君へ


「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

2□<参考となる外部サイト>

「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日文部科学省

23■生徒指導

<以下の記事を参考にしてください>

1□中学校生徒指導~25の考え方と指導のコツ~

2□中学生への褒め言葉100選

3□教育相談と生徒指導

4□毅然とした態度は、練習しなければできない

5□中学校学級の生徒指導|初心者でも最悪のシナリオを描く

6□中学校の教室「荒れやすい時期・荒れやすい時間・荒れやすい状況」

7□新学年当初、最初に授業態度が悪くなったときを見過ごしてはいけない

24■保護者との連携

<以下の記事を参考にしてください>

1□保護者が中学校に求めていることを知る

2□(雑記)保護者への思い

を参考にしてください。

また、以下の本も参考にしましょう。

3 <本の紹介>


保護者トラブルを生まない学校経営を“保護者の目線"で考えました


セリフでわかる 保護者の安心・信頼につながる対応術: 「先生でよかった」と言われる先手のひと言

25■バランス感覚のある教員とは

私の親しくしていた先生のことを話させてください。あまりにも一生懸命仕事をするあまり、休職に追い込まれました。本人から後日聞いたのですが、理由の1つは「睡眠や食事が疎かになったから」と、話されていました。若い先生なら、睡眠不足、不規則な食事、運動不足な状態であっても、1~2か月は持つかもしれません。しかし、知らずのうちに、パフォーマンスは落ちています。本人も気づけません。パフォーマンスが落ちているいので、さらに時間がかかります。悪循環です。どんどん睡眠時間が削られ、食事も疎かになります。精神状態も不安定になります。こんなことが身近で多く起こっています。真面目な先生ほど、こうなります。ミドル以上の先生でもこのようなことが起きています。初任者であれば尚更です。

本記事に書かれていることも同様です。
100%の完成度で明日提出するか、80%の完成度で今すぐ提出するかでも書きましたが、「100%ではなく、80%の完成度」を意識して取り組んでいきましょう。

こんな時に私が他の先生に話をよくするのが、「勤務時間の長さで熱意を示さない」ということです。自分ができないと思っている先生ほど、長時間仕事をする傾向にあります。以前に比べれば、当たり前のように夜遅くまで残っている先生の数は減りました。しかし、まだまだというのが実感です。よほど恵まれた環境でない限り、18時を過ぎた頃に「最初から飛ばしすぎたら体もたないよ。最初の1カ月はやることがたくさんあるだろうけど、もう帰った方がいいよ」と言ってくれる先生は多くいません。自分の体調は自分で管理することも仕事の1つです。くれぐれも、体調には気をつけて、まずは4月を乗り切ってください。

<以下の記事を参考にしてください>

1□中学校教師は、思い切って「瑣事を愛す」

2□疲れに気づく体調管理、疲れをためない体調管理

3□先生が100%の力を発揮するための必要条件=よい睡眠・よい食事

4□人間的魅力を感じる中学校教師が習慣にしていること

5□中学校初任者4月当初の行動指針

26■尊敬している2人の先生

1□これからの時代の中心となる先生

この数年で教育界は大きく変わっています。今後もその流れは続きます。
そんな中にあり、私が注目している先生は2人です。
この2人の著作や考え方に学べば、間違いないと思います。
一人目は、長谷川博之先生です。
多くの著作があり、どれも経験に裏打ちされたものです。
二人目は、さる先生こと、坂本良晶先生です。
知らない先生はいないかと思います。
小学校の先生ですが、中学校の先生も十二分に学ぶことのできる先生です。
「おそらく」ですが、今後中学校で、このような時代の流れや学校の変化についていける先生と、従来のやり方や考え方から抜け出せない先生に分かれていくと思います。軋轢も生じるでしょう。ぜひ、「時代の変化についていける・学校を変えていく側の先生」になってほしいと思います。

2□<本の紹介>


これからの教育を面白くする! さる先生の学校ゲームチェンジ


さる先生の「全部やろうはバカやろう」


中学生にジーンと響く道徳話100選 ─道徳力を引き出す“名言逸話"活用授業


生徒に『私はできる! 』と思わせる超・積極的指導法

27■学び方を学ぶ

7年前の記事でやや古い内容ですが、以下の記事を参考にしてください。

1□「学び方」を知っている先生は、いつまでも成長し続ける

28■社会人のマナー問題をどう捉えるか

「教員の常識は社会の非常識」と揶揄されることがあります。
その揶揄に対して「非常識なのは教員だけではない」という批判もあります。
どちらがどう、ということではありません。
この問題に関しては、「マナー問題で、上げ足を取られることだけは避ける程度に対応すること」が大切です。

次の本がおすすめです。

1 <本の紹介>


入社1年目ビジネスマナーの教科書


最新ビジネスマナーと 今さら聞けない仕事の超基本

29■身だしなみについて

身だしなみ(清潔感)とても重要です。どんなに説得力のあることを言っても、「肩にフケがたくさんたまっている」状態では、中学生の女子は、それだけで受け付けない場合もあります。
おしゃれリーダーくらいの勢いでもいいかもしれません。

<以下の記事を参考にしてください>

1□教師も使いたい社会人の基本の言葉づかい/感謝・依頼

2□男性中学校教師の身だしなみの基本

3□<本の紹介>


お洒落以前の身だしなみの常識

30■整理整頓について

これは身につけるべき能力の1つです。
「仕事ができるから机上が整理整頓されている状態」ではなく、「机上を整理整頓しようとするから、仕事ができるようになる」というのが、経験的に私が感じることです。

<以下の記事を参考にしてください>

1□学期末・年度末、書類やデータの整理方法(中学校)

2□<本の紹介>


【図解】ビジネスエリートがたどり着いた 仕事力に差がつく「超・整理術」 (三笠書房 電子書籍)

31■部活動観を鍛える

これも、ここ数年で大きく変わっていく観の1つです。

文部科学省は、数年後に外部人材を基本としています。
ただし、その外部の人材として、教員がなり得ることも示唆しています。
要は「やりたい人はやる選択」「やりたくない人はやらない選択」を可能にしています。
解決すべき問題は多くありますが、大枠では賛成です。部活動問題は、本当に根が深いです。
やりたくない人が「やらない」と言って、その先生が責められることだけは、絶対に避けないといけません。

1□<参考となる外部サイト>

スポーツ庁「学校体育・運動部活動」

<以下の記事を参考にしてください>

2□部活動の予定は、可能な限り早く伝える

3□部活動 保護者との信頼関係を壊さないために指導者側が守ること

32■指導と評価・新学習指導要領

まずは、評価についての学校の資料は必ず読んでおきましょう。学校毎のルールがあります。

理解できない部分は、分かる先生に聞きましょう。

「もっとこうした方がいい」と思いが出てくるのなら、迷わず、本を購入しましょう。

また、文部科学省の新学習指導要領(解説)と国立教育政策研究所の「指導と評価の一体化」はMust of Mustです。
評価についての書籍が市販されていますが、この書籍の延長上にあると考えていいでしょう。
外部サイトで、公開されてはいますが、自分の1冊をもって、いろいろ書き込んでいくほうがいいでしょう。
幸いにも令3年度より新学習指導要領がスタートします。
(自分の教科の)上記2冊に線を多く引き、メモをたくさん記入し、学びに学んでいきましょう。

1□国立教育政策研究所「指導と評価の一体化(各教科編)」


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 国語


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 社会


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 数学


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 理科


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 外国語


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 音楽


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 美術


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 保健体育


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 技術・家庭


「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 特別活動

2□<文部科学省 学習指導要領


中学校学習指導要領(平成29年告示)


中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編〈平成29年7月〉


中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編〈平成29年7月〉


中学校学習指導要領解説 数学編 平成29年7月―平成29年告示


中学校学習指導要領解説 理科編 平成29年7月―平成29年告示


中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編〈平成29年7月〉


中学校学習指導要領解説 音楽編 平成29年7月―平成29年告示


中学校学習指導要領解説 美術編 平成29年7月―平成29年告示


中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 保健体育編


中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 技術・家庭編―平成29年7月


中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別の教科道徳編


中学校学習指導要領解説 特別活動編 平成29年7月―平成29年告示

3□<参考となる外部サイト>

平成29・30年改訂 学習指導要領、解説等

・国立教育政策研究所(ここに多くの情報があります)

・「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料

33■情報の仕入れ方(Twitter、clubhouse)

・SNS(Twitter、clubhouse、ブログ等は必須でしょう)

・日本教育新聞

・教育系雑誌(「教育 雑誌」で検索)

応援の空 メルマガ

・clubhouseをやっています。
「sekai-no-heiwa」や「応援の空」で検索すれば、Shin-ichi Harunoアカウントが出てきます。今はクローズドコミュニティでやっていますが、そのうちにオープンコミュニティで始めます。フォローしておけば、通知されます。
下記のリンクも可能です。

中学校初任者ルーム(clubhouseサイトへ)

34■考え方

<以下の記事を参考にしてください>

1□若い先生は、もっと自由に、もっと大胆に、生徒との会話を楽しめばいい

2□「若い教師は、早く出勤しなければならないのか」の結論

3□こんな教師は徹底的に距離をおけばいい

4□その人が望まない噂話は絶対にしない、聞かない、広めない

5□他の先生の出身大学をいじって笑う、失礼にも程があります。

6□教室は職員室の鏡、生徒は先生の鏡

7□子どもの幸せのために、世界の平和のために、これからも私は働く

8□3年以内に中学校の文化は大きく変わり、使命感やワクワク感に満ち溢れた職場となる

9□気づけた先生が、ワクワクするような中学校の文化を創っていく

10□(雑記)どのような生徒に育てたいのか」「どのような世界にしたいのか」、自分の信念をもつ

11□(雑記)教師以外の人との人間関係も大切にする

12□<本の紹介>


「目的思考」で学びが変わる──千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦

35■仕事のコツ

<以下の記事を参考にしてください>

1□中学校の先生も、ビジネスコーナーにある仕事術の本を参考にする

2□授業時間中にできる仕事は授業時間中にする

3□会議に遅れないよう、直前は余裕のあるスケジュールにしておく

4□まずは1つ、他の中学校教師に負けない分野をもつ

5□自分を振り返る時間がなければ、つらい体験も単なる「徒労」で終わる

6□すべての仕事に全力投球しない

7□業務改善のための「先生用1週間振り返りシート」の使い方

36溢れかえる情報をコントロールするときの心構え【中学校教師版】

この記事は、「溢れかえる情報をどのようにコントロールしたらいいのか分からない」先生に向けて書きました。

1□溢れる情報

経験年数の少ない先生の周りには、多くの情報があふれかえっています。
ツイッター、ブログ、本、YouTube、Clubhouse等からの発信情報です。
例えば、
・「初任者やること100(拙ブログもそうですが、、、)」のようなブログ、YouTube、書籍
・Clubhouse「初任者向けトークルーム」
・Twitterにはベテランでも迷うような意見等

情報量が多すぎて、「何を」「どれだけ」選んだらいいのか分からない状態とも言えるでしょう。
また、「どちらにすればいいのか」分からない場合も多く出てきます。
私も迷うときがありました。
例えば、
「学級通信出すor出さない」
「学級通信手書きorPC」
「学校で必要なものを買うor買わない」
それぞれの立場の先生が主張をします。
意見を聞いていると、どちらも間違っていないような気がします。
ということで、対策とは言えないまでも情報コントロールについての「自分の方針」が必要になります。
以下、当たり前すぎることかもしれませんが、心構えを示します。

2□情報のコントロール6つの方法

私は次の方法をとっています。
・情報を意図的に取捨選択すること
・いろんな意見があることを知ること
・すべてを吸収しようとしないこと
・最終的には自分で判断する(他人の責任にしない)覚悟をもつこと
・信頼できる情報を見抜く力をつけること
・一旦自分の意見をアウトプットすること


「情報を意図的に取捨選択すること」
自分に合わないと思ったら、その情報が入らないような工夫をしましょう。
例えば、ブロック、フォローを外すなどです。
また、ブログやYouTube、Twitter等では、見る人を絞ることも選択肢の一つです。
メリットは、
・重ならない(重なっても方向は同じ)
・間違っていても、納得できる
・時間がかからない
・断片的な情報は少なくなる
などです。

「いろんな意見があることを知ること」
読む人が、例えば、数百人もいれば、反対の立場の意見が必ず出てきます。
(多くの情報仕入れることが目的であれば構いません。)
それを当然のこととして、ストレスなく情報を流していけるマインドです。

「すべてを吸収しようとしないこと」
これもブログでは繰り返し述べていますが、すべてを吸収しようとすると、自分がなくなってきます。
結果、ブレてしまいます。
そもそも、すべてを吸収することなんてできませんからね。

「最終的には自分で判断する(他人の責任にしない)覚悟をもつこと」
当然のことですが、最終的に判断するのは結局は自分ということになります。
「情報の是非を判断するために、別の検索をする」では時間がいくらあっても足りません。
最後は自分が納得できるもの、やっていけること、ストレスのない方を選んでいくようにしましょう。

「信頼できる情報を見抜く力をつけること」
これには経験が必要です。
現場感覚も必要です。
身近な信頼できる先生に、確認するのもいいでしょう。

「一旦自分の意見をアウトプットすること」
これについては、説明は不要でしょう。

3□まとめ

・情報を意図的に取捨選択すること
・いろんな意見があることを知ること
・すべてを吸収しようとしないこと
・最終的には自分で判断する(他人の責任にしない)覚悟をもつこと
・信頼できる情報を見抜く力をつけること
・一旦自分の意見をアウトプットすること
このようなことを意識すれば、
あれもこれもで疲れなくなります。
方向性の違う情報は入ってこなくなります。
ブレることは少なくなります。
最小限の時間で、情報をコントロールすることができるようになるのです。


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