出張。
研修。
年次有給休暇。
体調不良。
校外での業務。
中学校では、担当教師が授業に入れないことがあります。
そのときに必要になるのが、自習課題です。
しかし、自習課題を、
「50分間、生徒を静かにさせるための課題」
と考えてしまうと、
大量のプリントを配る。
とにかく問題集を進めさせる。
終わったら読書をさせる。
という形になりがちです。
自習も授業時数の一部です。
担当教師が教室にいなくても、生徒にとっては学習する時間です。
だからこそ、
「教師がいなくても、生徒が何をすればよいか分かり、自分である程度学習を進められる課題」
を目指したいと思います。
現在の学習指導要領では、児童生徒が自分の学習状況を把握し、学習方法を調整しながら学ぶことが重視されています。文部科学省は、子ども一人ひとりの学習進度や到達度等に応じて教材や学習時間等を柔軟に提供するとともに、子ども自身が学習を調整していく「学習の個性化」を進めることを示しています。 (文部科学省)
自習課題も、
「教師がいないから仕方なく行う課題」ではなく、自分で学ぶ経験の一つ
と捉えることができます。
中学校の自習課題をつくるときに考えたいことを、17の視点に整理します。
- 1.最初に「この50分で何を学ぶか」を決める
- 2.一枚見れば「何をすればよいか」が分かるようにする
- 3.口頭説明がなくても成立する課題にする
- 4.原則として「初めて学ぶ難しい内容」を丸投げしない
- 5.50分いっぱいの大量課題を出さない
- 6.課題を小さなまとまりに分ける
- 7.困ったときの「逃げ道」を用意する
- 8.答え合わせまで自分でできるようにする
- 9.「提出させるから取り組む」に依存しすぎない
- 10.自習監督者に教科指導を求めすぎない
- 11.監督者への指示は一枚にまとめる
- 12.配慮が必要な生徒を忘れない
- 13.ICTは「先生がいないから動画」だけにしない
- 14.早く終わった生徒への課題を先に決めておく
- 15.自習後の授業で必ず少し拾う
- 16.急な休みに備えて「共通フォーマット」を持つ
- 17.休む教師が自習課題のために無理をしない
- 50分の自習課題モデル
- そのまま使える自習課題の基本フォーマット
- 自習監督の先生へ渡すメモ
- 自習課題チェックリスト
- 自習は「先生がいない時間」ではない
- 18.避けたい自習課題例
- 19.できればこのような課題を準備する
- 19.自習課題プリント例
- 参考資料
1.最初に「この50分で何を学ぶか」を決める
まず決めるのは、プリントの枚数ではありません。
この時間の学習目標です。
例えば、
・前時までの内容を定着させる
・既習事項を復習する
・次の授業に必要な基礎事項を確認する
・問題演習を通して自分のつまずきを見つける
・資料を読んで考えを整理する
・単元全体を振り返る
などです。
「自習だから、とりあえずワークを進める」ではなく、
通常の授業と同じように、目的から課題を決めます。
2.一枚見れば「何をすればよいか」が分かるようにする
自習課題で最も避けたいのは、生徒が、
「何ページまで?」
「これ提出するの?」
「終わったら何するの?」
「答え合わせするの?」
と何度も確認しなければならない状態です。
自習監督に入る教師が、その教科を担当しているとは限りません。
そこで、課題の最初に、
今日すること
順番
終わったらどうするか
提出の有無
を書きます。
例えば、
今日の課題
①教科書○ページを5分間確認する
②ワーク○ページの1~8を解く
③答え合わせをする
④間違えた問題をもう一度解く
⑤残った時間で選択課題A・Bのどちらかに取り組む
これだけでも、生徒は動きやすくなります。
3.口頭説明がなくても成立する課題にする
担当教師がいれば、
「ここはこういう意味です」
「この問題は飛ばしてください」
「このプリントの裏もあります」
と補足できます。
自習では、それができません。
そこで一度、
自分が何も説明しなくても、生徒は課題を始められるか
と考えます。
授業者しか分からない略語。
複雑な指示。
説明が必要な新しい学習内容。
特殊なICT操作。
何枚もの資料を行き来する構成。
こうしたものは、自習には向かない場合があります。
説明しなくても学習を開始できること
を一つの基準にします。
4.原則として「初めて学ぶ難しい内容」を丸投げしない
自習だからといって、新しい教科書範囲を、
「読んで理解しておいてください」
とすべて任せることには慎重でありたいところです。
もちろん、資料を読んで考えること自体は重要です。
しかし、新しい概念やつまずきやすい内容では、
教師の説明。
問い返し。
具体例。
友達との対話。
フィードバック。
などが必要になる場合があります。
そこで自習では、
既習内容の確認
前時までの練習
次時につながる軽い予習
などを中心にすると組み立てやすくなります。
「教師不在でもできること」と「教師がいる時間にしたいこと」を分けます。
5.50分いっぱいの大量課題を出さない
「暇になると困るから」
と、多めに課題を出したくなることがあります。
しかし、全員が同じ速度で学習するわけではありません。
50分間休まず書き続けなければ終わらない課題は、学習につまずいている生徒ほど苦しくなります。
逆に、早い生徒は20分で終わることがあります。
そこで、
全員に必要な共通課題
と
終わった後の選択課題
を分けます。
例えば、
共通課題は30~35分程度を想定する。
その後は、
復習問題。
発展問題。
読解。
自分の間違い直し。
次の単元の予習。
などから選べるようにします。
全員を同じ量で埋めるより、学習進度の違いに対応しやすくなります。
文部科学省も、児童生徒の学習進度や到達度等に応じて、教材や学習時間等を柔軟に提供する「指導の個別化」を重視しています。 (文部科学省)
6.課題を小さなまとまりに分ける
「問題集○ページから○ページまで」
だけでは、見通しを持ちにくい生徒がいます。
そこで、
STEP1 10分
STEP2 15分
STEP3 10分
というように、小さく区切ります。
例えば、
STEP1
前回の授業内容を確認する
STEP2
基本問題を解く
STEP3
答え合わせと間違い直し
STEP4
選択課題
とします。
「全部終わらせる」という大きな課題より、
今することが一つ分かる状態
をつくります。
7.困ったときの「逃げ道」を用意する
自習中、
一問目から分からない。
教科書を読んでも分からない。
そこで止まってしまう生徒がいます。
担当教師がいれば支援できますが、自習では難しい場合があります。
そこで、
「分からなければ例題を見る」
「○分考えて分からなければ印を付けて次へ進む」
「教科書○ページを参考にしてよい」
「基礎課題へ変更してよい」
といった逃げ道を用意します。
分からない問題の前で50分間止まっていることを、粘り強さとは考えません。
自分の状況に応じて方法を変えることも学習です。
現行の学習評価でも、「主体的に学習に取り組む態度」は単なる行動量ではなく、自分の学習状況を把握し、学習の進め方を調整しようとしているかを見るものとされています。 (文部科学省)
8.答え合わせまで自分でできるようにする
問題を解いただけでは、自分が理解できているか確認できません。
可能な課題では、
問題を解く→確認する→間違い直しをする
ところまで設計します。
そのためには、解答や解説を利用できる状態にしておく方法があります。
もちろん学校や教科で運用は異なります。
ただ、
「答えを渡すと写すから渡さない」
だけで終わらず、
答えをどう使って学習するか
を普段の授業から教えておくことが重要です。
例えば、
赤で正解を書き写して終わらない。
なぜ間違えたかを確認する。
一度答えを閉じてもう一度解く。
という方法です。
9.「提出させるから取り組む」に依存しすぎない
自習課題を確実に取り組ませるために、
「提出です」
「評価に入れます」
と伝える方法があります。
場合によっては提出を求めることもあります。
しかし、
提出させることを、学習を成立させる唯一の仕組みにしない
ことが大切です。
現行の学習評価で「主体的に学習に取り組む態度」を評価する際には、単に継続的な行動や提出の有無を見るのではなく、学習に粘り強く取り組み、自ら学習を調整しようとしているかを捉えることが求められています。 (文部科学省)
自習課題も、
「出したから○」
ではなく、
何を学んだのか
を見るようにします。
10.自習監督者に教科指導を求めすぎない
自習監督に入る教師は、担当教科が違うことがあります。
その先生に、
「質問があれば説明してください」
「採点してください」
「この活動を進行してください」
と専門的な教科指導まで求めると負担が大きくなります。
自習監督者には、
・出欠確認
・課題の場所の確認
・学習環境の維持
・体調不良やトラブルへの対応
・学校で必要な連絡
など、その学校で定められている役割を担ってもらいます。
教科の学習そのものは、できる限り課題だけで進められるように設計する。
その方が、生徒にも自習監督者にも分かりやすくなります。
11.監督者への指示は一枚にまとめる
課題とは別に、自習監督者へ必要な情報を簡潔に残します。
例えば、
○年○組 ○時間目 数学
・課題は机上のプリント1枚です
・最初に課題の①~⑤を確認してください
・解答は教卓上にあります
・早く終わった生徒は裏面の選択問題へ進みます
・プリントは授業終了時に○○へ提出します
・内容の質問は次回授業で扱います
これくらいで十分です。
長い説明書を読まなければ監督できない課題は、担当教師自身の準備負担も増えます。
12.配慮が必要な生徒を忘れない
普段の授業では、
教師が近くで声を掛ける。
課題量を調整する。
読み上げる。
ICTを使う。
ヒントを出す。
座席を配慮する。
などの支援をしている生徒がいます。
自習になった瞬間、その支援を全部なくさないようにします。
例えば、
・基礎問題だけでもよい
・問題数を減らした版を用意する
・デジタル教科書等を使用できるようにする
・読みやすい資料を用意する
・選択肢のある課題にする
などです。
文部科学省が示す「個別最適な学び」でも、一人ひとりの特性や学習進度、到達度等に応じて指導方法や教材等を柔軟に設定することが重要とされています。 (文部科学省)
通常授業で必要な配慮は、自習でも必要かを確認します。
13.ICTは「先生がいないから動画」だけにしない
自習課題でICTを使う方法もあります。
動画。
デジタルドリル。
デジタル教科書。
資料検索。
学習支援システム。
などです。
ただし、
「動画を50分見ておいてください」
だけでは、自習課題として十分とは限りません。
動画を見る場合も、
視聴前に知っていることを書く。
視聴中にポイントを整理する。
視聴後に何も見ず要点を書く。
確認問題を解く。
といった活動を組み合わせます。
文部科学省はICTを、個別最適な学びと協働的な学びを充実させるための手段として位置付けており、ICTを使うこと自体を目的としているわけではありません。 (文部科学省)
ICTで何を学ばせるか
を先に考えます。
14.早く終わった生徒への課題を先に決めておく
自習でよく起こるのが、
「先生、終わりました。何したらいいですか」
です。
そこで最初から、
終わった人は次のA・B・Cから選ぶ
と示します。
例えば、
A 間違えた問題をもう一度解く
B 発展問題に挑戦する
C 教科書を使って次の単元の重要語句を整理する
などです。
「終わったら自由時間」
にする必要はありません。
一方で、
早く終わった生徒に罰のように大量の追加問題を渡すのも避けたいところです。
早く正確に終えたら、より深く学ぶ・別の学び方を選ぶ
という設計にします。
15.自習後の授業で必ず少し拾う
自習課題が、
「出して終わり」
にならないようにします。
次の授業で5分程度でも、
「どこが難しかった?」
「この問題はどう考えた?」
「間違いが多かったところを確認します」
と扱います。
自習中に質問できなかった生徒もいます。
また、自習課題の状況を見ることで、
教師自身も、
「ここは理解できていた」
「ここは説明が必要だ」
と次の授業を調整できます。
現行の学習評価では、評価を児童生徒自身の学習改善と教師の指導改善につなげる「指導と評価の一体化」が重視されています。 (文部科学省)
自習と次の授業を切り離さない
ことが重要です。
16.急な休みに備えて「共通フォーマット」を持つ
出張なら事前に準備できます。
しかし、教師が突然体調を崩すこともあります。
その日に、
「50分の自習プリントを一から作らなければ」
となれば、休んでいる教師の負担になります。
そこで教科や学年で、
急な自習に使える基本形
を持っておくと便利です。
例えば、
前回までの問題集。
単元確認問題。
デジタルドリル。
教科書の確認課題。
過去の間違い直し。
などです。
さらに、
「自習課題の指示フォーマット」
を教科や学校で共有しておけば、毎回ゼロから作る必要がありません。
働き方改革は、教師個人が仕事を速くこなすことだけではなく、業務そのものや学校の仕組みを見直すことを含みます。文部科学省も現在、学校における働き方改革と業務量の適切な管理を制度的に進めています。 (文部科学省)
17.休む教師が自習課題のために無理をしない
最後に、かなり大切なことです。
教師が体調不良で休むとき、
「自習課題を作らなければ」
と、発熱している自宅から学校へデータを送ったり、早朝に出勤してプリントを準備したりすることがあります。
しかし、
休む必要があるときは、休める学校であること
も重要です。
事前に分かっている出張等なら準備します。
一方、急な病気等では、
教科内の共通教材。
学校にある問題集。
共有フォルダ。
既習内容の復習。
などで対応できる仕組みを学校として持つ方が持続可能です。
2026年4月施行の給特法等改正では、教育委員会に教員の業務量を適切に管理し、健康・福祉を確保するための計画策定等が義務付けられました。 (文部科学省)
自習課題を完璧に作るために、休む教師がさらに疲弊するのでは本末転倒です。
自習課題も「誰か一人が無理をすることで成立する仕組み」から離れる
必要があります。
50分の自習課題モデル
例えば、既習内容の復習を行う場合です。
0~5分 課題と見通しを確認
今日の目標と①~⑤の手順を読む。
5~10分 何も見ずに思い出す
前時までの重要事項を3つ書く。
10~25分 共通課題
基礎・標準問題に取り組む。
25~35分 答え合わせ・学び直し
間違った理由を確認し、必要な問題を解き直す。
35~45分 選択課題
A 基礎問題をもう一度
B 標準問題
C 発展問題
などから選ぶ。
45~50分 振り返り
「今日分かったこと」
「まだ分からないこと」
「次の授業で聞きたいこと」
を短く記録する。
50分間すべてを細かく管理する必要はありません。
大切なのは、
生徒自身が「今どこまで進んでいるか」を確認できる構造
にすることです。
そのまま使える自習課題の基本フォーマット
今日の目標
○○について、基本問題を自分で解けるようになる。
今日すること
1.教科書○ページを確認する
2.問題1~5を自分で解く
3.解答を見て確認する
4.間違えた問題をもう一度解く
5.終わったら選択課題AまたはBへ進む
分からないとき
・3分考えて分からなければ教科書○ページを見る
・それでも分からなければ「?」を付けて次へ進む
・次回授業で質問する
終わったら
A 今日間違えた問題を何も見ずにもう一度解く
B 発展問題に挑戦する
最後に
「今日できるようになったこと」を一つ書く。
これだけでも、単に
「○ページから○ページをやっておく」
より、生徒が学習を進めやすくなります。
自習監督の先生へ渡すメモ
自習監督者への情報は簡潔にします。
○年○組 第○校時
教科:○○
課題:机上のプリント1枚
最初に生徒自身で「今日すること」を読ませてください。
分からない問題は印を付けて次へ進むよう指示済みです。
教科内容についての説明は不要です。
終了後、プリントを○○へ提出させてください。
早く終わった場合は裏面の選択課題へ進みます。
担当者しか分からない説明を減らすほど、学校全体で対応しやすくなります。
自習課題チェックリスト
- □ この時間の学習目的が明確
- □ 生徒が一人で課題を開始できる
- □ 指示が一か所にまとまっている
- □ 新しい難しい内容を丸投げしていない
- □ 課題量が過剰ではない
- □ 共通課題と選択課題を分けている
- □ 学習につまずいたときの対応を書いている
- □ 自分で答え合わせできる
- □ 間違い直しまで含まれている
- □ 提出だけを目的にしていない
- □ 自習監督者に専門的な教科指導を求めていない
- □ 配慮が必要な生徒への対応を考えている
- □ ICTを使う目的が明確
- □ 早く終わった場合の学習を決めている
- □ 次の授業につながっている
- □ 急な欠勤でも使える教材・仕組みがある
- □ 担当教師自身の負担が過大になっていない
全部にチェックが必要なわけではありません。
教科、学年、生徒の実態、学校の体制によって変わります。
自習は「先生がいない時間」ではない
自習と聞くと、
「先生がいない授業」
と考えます。
しかし、生徒から見れば、
自分で学習を進める時間
でもあります。
普段から、
先生が指示する。
先生が説明する。
先生が丸を付ける。
先生が次にすることを決める。
という学習だけであれば、教師がいなくなった瞬間に学習が止まります。
一方、
自分で課題を確認する。
自分で問題を解く。
分からなければ資料を見る。
自分で答え合わせをする。
間違いを直す。
必要な問題を選ぶ。
次に聞きたいことを整理する。
という経験を普段からしていれば、自習でも学習を進めやすくなります。
文部科学省が現在重視している「個別最適な学び」においても、教師が一人ひとりに応じた学習機会を用意するとともに、子ども自身が学習を調整していくことが重要とされています。 (文部科学省)
つまり、
よい自習課題を突然作ることより、普段から自分で学ぶ方法を教えておくこと
の方が重要です。
そして、もう一つ。
担当教師が不在になることは、特別な失敗ではありません。
教師も出張します。
研修へ行きます。
休暇を取ります。
体調を崩すこともあります。
そのたびに、
「その先生がいなければ授業が成立しない」
学校にしないことも必要です。
教材を共有する。
自習課題の基本形を決める。
教科内で助け合う。
急な休みに対応できる教材を用意する。
教師が休めることと、生徒の学びが続くことを両立できる仕組み
をつくっていきたいと思います。
18.避けたい自習課題例
「自習課題は、自習監督の先生に負担がかからないようにする」
当たり前すぎますよね。
ここでは、
「その時間に空いている先生が、クラスの教室で自習監督をする」
という前提で記事を書きます。
「負担がかからない状態」とは、「教卓で自習監督の先生が、自分の作業をできる状態」です。
「生徒が自習課題に集中せずに騒がしくなる」と、これができなくなります。
「騒がしくなる自習課題」は、
・課題が複雑で、分かりにくい(複数の資料や教材を参照しなければならないなど)。
・教科の専門性の高いことをさせる(英語で、「テープを流して」のような課題など)。
・難しくてできない生徒がいる(数学で、「難しい問題」中心のプリントを準備するなど)。
・他の生徒に聞かないとできない(前時の内容に関連した課題)。
・量が少なく、短時間で終わってしまう。
です。
19.できればこのような課題を準備する
「教室がシーンとなり、生徒が集中する自習課題」のポイントは、
・生徒が選択できる部分がある。
・その教科が苦手な生徒でもできる。
・提出がある。
・次のテスト範囲や評価に関係する。
19.自習課題プリント例
やむを得ず、十分な準備ができず、それでも自習課題を出す必要がある場合の課題例です。
私は出張などで止むを得ず自習にせざるを得ない時、次のような自習課題を出していました。
(更紙でない白い紙に両面印刷します。写すもとになるプリントは、更紙でOKです。全員に配布してください。)
学級に落ち着きがない場合などには、使用する場合があります。
<表イメージ>

<裏イメージ>

自習課題プリントをPDFファイルで表示する
自習課題プリントワードファイルダウンロード
自習課題で悩んでいる先生は、よろしければ一度試してください。
各中学校で自習時のルールがあれば、それにしたがってくださいね。
この自習課題を返却するときも、ポイントがあります。
基本は、テスト返却と同じですが、これは無理をしてやらなくてもいいでしょう。
参考資料
・文部科学省「育成を目指す資質・能力と個別最適な学び・協働的な学び」―児童生徒の特性、学習進度、到達度等に応じた教材等の柔軟な提供と、自ら学習を調整する「学習の個性化」について整理されています。 (文部科学省)
・文部科学省「『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的な充実」―ICT活用も含め、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させる考え方が示されています。 (文部科学省)
・文部科学省「教育課程の実施と学習評価」―自ら学習状況を把握し、学習方法を調整しながら学ぶことや、指導と評価の一体化について整理されています。 (文部科学省)
・文部科学省「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について」―現行の観点別学習状況の評価、「主体的に学習に取り組む態度」の基本的な考え方を示しています。 (文部科学省)
・文部科学省「学校における働き方改革について」―教師が教育活動へ力を注げる勤務環境づくりに向けた現在の施策がまとめられています。 (文部科学省)
・文部科学省「教師を取り巻く環境整備について」―2026年4月施行の改正給特法等を含め、業務量管理・健康確保措置等について整理されています。 (文部科学省)

