成長レクに必要な活動は、3つあります。
・作戦会議タイム
・勝利者インタビュータイム
・まとめタイム
です。
この3つの活動とメインのレクリエーションタイムがつながり、成長レクとなります。
36人学級、4人班×9グループでの課題解決型の成長レクを想定しています。
作戦会議タイムについて
課題解決のために、グループ内で知恵を出し合い、作戦を立てます。
基本は、いきなり話し合いでも大丈夫ですが、グループがシーンとなりそうな雰囲気であれば、最初のうちは、自分の意見を紙に書かせてから、話し合いという流れでもいいでしょう。
勝利者インタビュータイムについて
勝ったチームのメンバーに勝因を聞きます。
「●●さんが、●●してくれたから良かった」
みたいなコメントを引き出せるようにしましょう。
生徒同士のインタビュー形式でやっても面白いでしょう。
望ましい行動に焦点を当てることにより、行動をより意識していきましょう。
まとめタイム
活動全体での望ましい行動を、先生が主導してシェアします。
「さっきインタビュータイムで、●●さんが、●●さんの●●なところが良かったって、言ってましたよね。同じようなことを班のメンバーに感じた人、手を挙げてください。」「そうですよね。中学校は、担任の先生がいない方が圧倒的に長くなります。その時に、今日の活動を思いだして●●」
無口な生徒が、グループでの話し合いに参加することは、難しいことです。
課題解決を通したコミュニケーション能力を向上に必要なことは、安心してストレスなく話せることです。
一人ひとりのいい部分に焦点を当て、単なる盛り上がるだけのレクリエーションにならないように、工夫していきましょう。