テスト終了後の振り返り表は「書かせて終わり」ではいけない

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テスト終了後の振り返り表は、「書かせて終わり」ではいけません。
生徒が書いた振り返り表(自己評価表)をもとに、個別にフィードバックしなければなりません。
次の振り返り表を使用した場合を考えます。
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ワードファイルの振り返り表の質問項目は、次の通りです。
それぞれ、5点満点で自己採点させます。
1.学校の授業で、先生の説明を「真剣に、集中して」聞けた
2.提出物はすべて締切日に間に合うように提出できた
3.授業で忘れ物をしなかった
4.問題集などをやり残しなく、すべてできた
5.先生によって、態度を変えなかった
6.テスト直前1週間の1日の平均勉強時間は何分くらいか?
5点 3時間以上
4点 2時間以上3時間未満
3点 1時間以上2時間未満
2点 30分以上1時間未満
1点 30分未満
最後に、「今回のテストを振り返って」「次回のテストに向けて」というテーマでミニ感想を書く欄もあります。
さて、このような振り返り表を書かせた後、一般的には、一旦回収して、HRなどで検印を押したものを返却するという流れでしょう。
しかしこれだけでは、次のテストへ向けて「よし頑張ろう」とならないことが多いのです。
定期テスト返却時の「1分コメント」で生徒との信頼感を高める
でも記事にしましたが、今回は、「1人1分コメント方式」でフィードバックします。
(一人一人の生徒へのフィードバックが、生徒の状態などにより実現できない場合もあります。その時は、無理してなさらないでください。)
テスト明けすぐのHRがベストです。
すべてのテストが返却されている必要はありません。
早い方が生徒は、反省モードになりやすいのです。
さて、「1人1分コメント」の方法です。
HRでプリントを配布し、記入した後に教卓に読んで指導します。
会話例です。

T:
次、○○さん。
(生徒が教卓まで来たら)
T:
うわ、すごいな!授業で忘れ物しなかったが5点満点ですね。
(と言いながら、その5点の部分をソフトペンで囲んであげる)
S:
うん、それだけは、ちゃんと守っている。
T:
すごいよ。なかなかできないよ。○○さんだからこそ、ですね。
今回のテストで何か反省することはありますか?
S:
はい。
1日の勉強時間が1日30分くらいでした。
だから、次は60分くらい勉強したいと思います。
(聞きながら、生徒が言ったことを一言でソフトペンで記入する。例えば、この場合なら、「60分目標!」とします)
T:
ナイス心がけ!
よし、じゃあ、次のテストまでその気持ちでやっていこう!

と言って、そのプリントをテストファイルに綴じさせます。
こんな感じです。
1人1分くらいです。
これをクラス全員の生徒に一気にやっていきます。
ポイントは2つだけです。

・よいところを1つ以上探して、褒める。
・「反省する部分」と「次からどうするのか」を自分の口で言わせる。

テスト直後の生徒はいつもよりも反省モードに入っています。
この機会を逃してはいけないのです。
また、この間、他の生徒がすることについては、何か課題を与えておく必要がありますので忘れないようにしてください。