1.避けたい自習課題例
「自習課題は、自習監督の先生に負担がかからないようにする」
当たり前すぎますよね。
ここでは、
「その時間に空いている先生が、クラスの教室で自習監督をする」
という前提で記事を書きます。
「負担がかからない状態」とは、「教卓で自習監督の先生が、自分の作業をできる状態」です。
「生徒が自習課題に集中せずに騒がしくなる」と、これができなくなります。
「騒がしくなる自習課題」は、
・課題が複雑で、分かりにくい(複数の資料や教材を参照しなければならないなど)。
・教科の専門性の高いことをさせる(英語で、「テープを流して」のような課題など)。
・難しくてできない生徒がいる(数学で、「難しい問題」中心のプリントを準備するなど)。
・他の生徒に聞かないとできない(前時の内容に関連した課題)。
・量が少なく、短時間で終わってしまう。
です。
2.できればこのような課題を準備する
「教室がシーンとなり、生徒が集中する自習課題」のポイントは、
・生徒が選択できる部分がある。
・その教科が苦手な生徒でもできる。
・提出がある。
・次のテスト範囲や評価に関係する。
3.自習課題プリント例
私は出張などで止むを得ず自習にせざるを得ない時、次のような自習課題を出していました。
(更紙でない白い紙に両面印刷します。写すもとになるプリントは、更紙でOKです。全員に配布してください。)
<表イメージ>
<裏イメージ>
自習課題プリントをPDFファイルで表示する
自習課題プリントワードファイルダウンロード
自習課題で悩んでいる先生は、よろしければ一度試してください。
各中学校で自習時のルールがあれば、それにしたがってくださいね。
この自習課題を返却するときも、ポイントがあります。
基本は、テスト返却と同じですが、これは無理をしてやらなくてもいいでしょう。