毅然とした態度は、練習しなければできない

「毅然とした態度」
生徒指導をする上でのキーワードの1つです。
しかしこれはとても難しいことなのです。
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私は以前の記事で、
「何か生徒指導があった場合、毅然と対応すること」
「しかし、大声で(威圧的な態度)指導しないこと」
と書いたことがあります。
「大声を出さずに、威圧的にならず、毅然とした生徒指導をしなければならない」
のです。
これは、難しいです。
しかし、これができなければ、中学校は荒れていきます。
荒れている中学校は、ますます手をつけられなくなります。
「毅然とした態度」とは、
・ブレない
・動じない
態度だと私は理解しています。
どんなことを言われても、どんな状況になっても、
「ブレない」
「動じない」
のです。
これには、練習が必要です。
例えば、鏡の前に立ち、今まで一番対応に困った状況を思い浮かべます。
うまく対応できなかった生徒の言葉や行動に対して、次はどのように対応すればいいのかを考えます。
そして、実際に毅然とした態度で声に出して言ってみます。
私の場合は、
・早口にならない。
・どんな状況でも生徒の目を見る。
・生徒の斜め横の位置で話す。(立ち位置も意識する。少なくとも真正面には立たない。)
・生徒の声の逆の高さをいく(高い声なら、低い声。早口なら遅く話す。)
などです。
また、「ブレない」ためには、多くの言葉をもっていなければなりません。
多くの言葉をもつためには、所属している中学校の教師から学ぶだけではなく、多くの本を読まなければなりません。
そういうことをしていないから、生徒に少し反論や抵抗をされるとすぐに「ブレて」しまうのです。
動揺してしまうのです。
とにかく、多くの良書を読んでください。
「生徒指導」
とネーミングされている本の中から、選ぶといいでしょう。
多くのヒントが隠されているはずです。
例えば、指導の最中で、生徒が、
「死ね」
と言った場合、どのように対応しますか。
どう切り返すかはもちろん考えておかなければなりません。
笑顔で、「それは言ってはいけない言葉ですね」では済まされないのです。
言われたら、どう対応しますか?
どのように切り返すか、考えているでしょうか。
もちろん、何もしない(見て見ぬふりをする)のは、問題外です。
繰り返します。
どのような言葉で切り返しますか。
さらに、そうなった時の学年や学校の生徒指導体制は確立されているでしょうか。
確立されているというのは、言い換えると「システム化されている」ことです。
学年主任や生徒指導主事の先生に、機会があれば質問してみてはどうでしょうか。
「ブチ切れるふりをしたらいい。メッチャ怒ったらいい」
としか答えられないような先生は、はっきり言って相手にしてはいけません。
そんな方法は、「ブチ切れても、メッチャ怒っても、怖がらない、動じない生徒」に対して通用しないのです。
言い方は難しいですが、優しそうな先生が言っても、通用する言い方や学年、学校のシステムが必要なのです。
これができていない中学校は、「外見がいかにも生徒指導」の先生が、その中学校を牛耳ることになるのです。
これでは生徒の内面の成長は見込めないのです。