中学校進路指導主事の仕事術|第1回「進路指導主事とは」

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<中学校進路指導主事の仕事術|目次>
(1)進路指導主事とは
(2)進路指導主事に決まった瞬間にすること 
(3)進路指導1年間の流れ
(4)進路指導実物資料
(5)進路便りにそのまま使える文章50選、その他(注意点など)
進路指導主事の仕事は、
「ミスなくやって当然」の職務です。
にもかかわらず、
「ミスを犯すを大変なことになってしまう」
職務でもあります。
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経験を重ねることで、より短時間で仕事が済むようにはなりましたが、「気を緩める」ことはできませんでした。
昨今の教育問題は、「油断」から生まれることも多くあります。
数多くの実績を残してきた教師でも、

・高校入試時の採点ミス
・USB紛失
・入試時の中学校側の書類の不備
・授業中の事故
・情報の伝え忘れ

などをしてしまいます。
これらの記事を見ると「一切気を緩めてはならない」と強く思うのです。
さて今回は、5回シリーズで、進路指導主事がするべき職務、果たすべき役割、注意点などをまとめました。
よろしければ参考になさってください。
(1)進路指導主事とは
まずは、進路指導主事の職務について確実に理解してください。
法令上、進路指導主事について、次のように記載されています。
以下より抜粋になります。

学校教育法施行規則

第71条第3項
進路指導主事は、指導教諭又は教諭をもつて、これに充てる。校長の監督を受け、生徒の職業選択の指導その他の進路の指導に関する事項をつかさどり、当該事項について連絡調整及び指導、助言に当たる。

学校教育法施行規則の一部を改正する省令の施行について

三 留意事項
(五) 改正省令の内容の概要
ウ 進路指導主事は、校長の監督を受け、進路指導に関する学校の全体計画の立案、進路情報の収集、整理及び生徒の進路相談等進路指導に関する事項をつかさどり、当該事項について教職員間の連絡調整に当たるとともに、関係教職員に対する指導、助言に当たるものであること。

中学校学習指導要領

第1章第4の2(4)
(4) 生徒が自らの生き方を考え主体的に進路を選択することができるよう、学校の教育活動全体を通じ、計画的、組織的な進路指導を行うこと。

中学校学習指導要領解説総則編

第3章第5節の4進路指導の充実
(中略)
進路指導は、特別活動の学級活動を中核としつつ、総合的な学習の時間や学校行事の勤労生産・奉仕的行事における職場体験活動などの進路にかかわる啓発的な体験活動及び個別指導としての進路相談を通じて、生徒の入学時から各学年にわたり、学校の教育活動全体を通じ、系統的、発展的に行っていく必要がある。また、進路指導を効果的に進めていくためには、進路指導主事を中心とした校内の組織体制を整備し、学級担任の教師をはじめ、教師が相互に密接な連絡を取り、それぞれの役割・立場において協力して指導に当たる必要がある。さらに、進路指導において、保護者の理解と協力が不可欠であり、保護者とともに進路指導を進めるようにするとともに、地域社会及び関係機関と連携して取り組むことが大切である。