イチローが打撃不振の時に考えていたこと

勉強や部活動など、スランプに陥った生徒への話のネタとして、よろしければ使ってください。
進路指導主事になったら最初に考えることより抜粋しています。

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1.成績が悪かったらどのように考えますか?

スランプ、中学生、指導、学級通信、学年便り

少し前に●●テストの結果が返ってきました。
結果がよかった人は、頑張った成果だと思います。よくやりました。
がんばったのに、勉強しているのに思うような結果が出なかった人・・・、この結果をどう考えるでしょうか?
A「力がついていない。勉強方法が間違っていたんだ」と考えるのか、
B「僕(私)は、力がないから、やっても無駄なんだ」と考えるのか、
C「悪い時もある。本番ではなくてよかった。テストで悪かった部分を復習しておこう」と考えるのか・・・。
この時期、たくさんたくさん勉強して結果が出ない人が毎年たくさんいます。
いわゆる「スランプ」という魔物です。
このスランプの時の気持ちをうまくコントロールしないと、
AやBのように、今までやってきたことが無駄に思え、焦り、勉強に自信がなくなり・・・、と悪循環におちいってしまいます。
Cのように考えなければならないのに・・・。

2.イチローが打撃不振だったときに考えたこと

ここで、大リーガーイチローの話をしたいと思います。
次の表は、イチローのある年の月別の打率です。
4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月
287、371、386、317、233、328、500
この年の年間打率は、3割2分2厘でした。
ここで、4月と8月の数字に注目してください。
コンスタントにヒットを打っているようですが、イチローだって、打撃不振、スランプの時があるのです。
悪い時があるのです。
イチローは、次のようにも語っています。

僕は決して打率4割とは言わないんです。6割の失敗は許してやる、といつも言っているんです

すなわち、「失敗はあるもの」として、受け止めているのです。
プロのトップバッターでもそうなのです。
皆さんはまだ、14歳、15歳。失敗するのは当たり前です。
気持ちが揺れるのも当たり前です。
泣いたっていいのです。
いろいろ試行錯誤していきながら、乗り越えていくのが受験です。
とにかく前を向いて、頑張っていきましょう。

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