1.ある先生からの相談
「指導方法などを統一しようとする動きが強すぎる」
以前に相談を受けたメールです。
指導方法とは、例えば、
・○○学習
・○○活動
・○○運動
などです。
やろうとすることは間違ってはいないけど、
「進んで取り組もうとは思わない」
「提案した先生に、ついていく気がしない」
「進め方が強引すぎる」
「正論だけど、必然性がない」
このような場合の対応について少しだけ話します。
2.どうしても無理なら、断固反対してもよい
生徒対応ではなく、「教師同士の人間関係」にエネルギーを奪われることは避けたいところです。
他の教師の提案等にあまりよく思わないのなら、
「自分がどれだけその提案に対して妥協できるのか」という視点で考えます。
そのために、
「自分の信念に関わらないことであれば」
「やることがそんなに嫌なことでなければ」
「(提案で決まったことを)エネルギーをかけずに、やっているように見せられるのなら」
百歩譲って、何も戦わず、考えすぎず、方針に従う
のも一手です。
それでも、やることに抵抗があるのなら、他の教師がどのように感じているか聞いてみてはどうでしょうか。
反対するような意見が感覚として半分以上であれば、管理職など力のある先生に次のように相談します。
「会議では皆さん言いづらかったようなのですが、◯◯(=提案したこと)は、どうしても◯◯という問題があります」
と言えるなら、言ってはどうでしょうか。
もし、反対意見がそれほどない場合は、先に言ったような必要最低限の協力をします。
組織ですから、ある程度の我慢は仕方ないと、割り切ります。
それでも「違和感がある」「やることが負担」なのなら、
・他の教師を説得できるような資料を準備して反対する
などの方法が考えれらます。