初めて学年主任を任されたとき、「何から始めればよいのだろう」と戸惑う先生は少なくありません。
担任として学級を運営することと、学年全体を運営することは、まったく異なります。
今までのように先輩として後輩を指導することと、学年全体を運営することも異なります。
視座・視点を変え、学年に所属する全ての生徒、担任、教科担当、支援に関わる教職員を見渡す必要があります。
学校の方針と学年の実態をつなぐ。
必要な情報が必要な人へ届くようにする。
判断が必要な課題を管理職や校内組織へつなぐ。
教職員がそれぞれの専門性を発揮できる条件を整える。
生徒の安全と学びを学年全体で支える。
そんなことを中心的に担っていく役割です。
「学年主任の仕事は何か、1つ答えてください」と問われれば、
抽象的で理念的な表現になりますが、
「学年に所属している先生方を幸せにすること」
だと思っています。
「そこまでは責任をもてない」
「それは大袈裟だ」
と思われるかもしれませんが、
学年主任の一言が、学年所属の先生の人生を変えることさえある、
思っています。
この記事では、中学校の学年主任の役割と仕事を、学年経営、情報共有、会議、生徒指導、業務分担、若手支援、管理職との連携という観点から、この目的につながる話をしたいと思います。
- 学年主任になったら、最初に考えること
- 学年経営で最初に確認したい四つの区分
- 学年主任が年度当初に確認すること
- 学年経営の目標は、抽象的なスローガンだけにしない
- 情報共有は「全てを全員へ伝えること」ではない
- 生徒指導は担任一人に任せない
- 学年会議は「長さ」ではなく「目的」で設計する
- 教職員の力を引き出すとは、自由に任せるだけではない
- 若手教員を「指導される側」に固定しない
- 公平とは、全員を同じように扱うことではない
- 学年便りは、学年経営を家庭へ伝える手段になる
- 働き方を「早く帰るように言うこと」だけで改善しない
- 学年主任が一人で抱えてはいけないこと
- 管理職との連携で伝えること
- 信頼される学年主任の共通点
- 初めて学年主任になったときの確認リスト
- よくある質問
- 学年主任の役割は、学年が組織として動ける条件を整えること
- 参考資料
学年主任になったら、最初に考えること
まず学ぶのは、組織論(リーダーシップ理論、コーチング理論)です。
ブログでも繰り返し書いていますし、直接教職員にも言うことですが、書籍(または動画コンテンツ等)で学んでいただきたいと思っています。
教育書コーナーにある書籍よりも、ビジネス書コーナーにある書籍です。
今まで先輩として後輩に接した方法が、そのまま学年主任の立場でも通用するとは考えないでください。
学年主任は、所属している学校にもよりますが、学年の方針などを最終的に決定する立場にあります。
役職がつく、というのはそういうことです。
そんな役割にあるときに、何も体系的なことを学ばずに進むと、うまくいかない場面がでてきます。
そのようなうまくいかない場面が少なくなるよう、まずは体系的に、学んでいくということです。
書店やショッピングサイトには、多くの組織論に関する書籍が並んでいます。
何を選べばいいか迷うところですが、立ち読み(一部のデータや目次を見る)等をして、自分の学年や感覚に合ってそうなものを数冊買っていただければと思います。
現在の潮流は、所属しているメンバーの強みを最大限に活かした学年運営です。
選ぶ書籍にもよりますが、多くの書籍には書かれていることと思います。
「メンバーの強みを活かすために何をするか」
ということになってきますが、それは、対話である、と思っています。
対話についても、組織論の書籍には書いてあることが多いのでそれを参考にしていただければと思います。
学年経営で最初に確認したい四つの区分
学年の仕事は、全てを全員で話し合えばよいわけではありません。
反対に、学年主任が全て決めればよいわけでもありません。
最初に、次の四つへ分けて考えると、意思決定が整理されます。
1.学校として必ず守る事項
法令、教育委員会や学校の方針、安全管理、いじめ対応、個人情報保護、成績処理、緊急時の対応などです。
学年独自の判断で変更できない事項があります。
不明な場合は、管理職や担当分掌へ確認します。
2.学年で協議して決める事項
学年行事の進め方、学年集会、共通して指導する内容、家庭への情報発信、学年会議の方法などです。
複数の学級や教職員に影響するため、目的と選択肢を共有し、必要な意見を聴いて決めます。
3.担当者へ任せる事項
行事、学年便り、教材準備、掲示物など、担当者が専門性や経験を生かして進められる仕事です。
任せるときは、目的、期限、予算、安全上の条件、報告が必要な時点を確認します。
方法まで細かく指定しすぎないことが重要です。
4.個人の裁量を尊重する事項
法令、学校方針、学年の共通確認に反しない範囲で、授業方法、学級での声かけ、日常の工夫などは、教職員の裁量を尊重します。
全ての指導方法を統一すると、教職員の専門性が生かされず、生徒の実態に応じた対応も難しくなります。
詳しくは、学校の意思決定はどうあるべきか――会議、合意形成、リーダーシップの設計で整理しています。
学年主任が年度当初に確認すること
年度当初には、多くのことを短期間で決めなければなりません。
しかし、最初から完成された学年経営方針を作る必要はありません。
まず、学年の基本的な運営条件をそろえます。
学校の教育目標と重点事項
学校経営方針、教育目標、今年度の重点、学校として改善しようとしている課題を確認します。
学年独自の取組を考える前に、学校全体が目指す方向を共有します。
生徒の状況
前年度からの引継ぎ、配慮を要する生徒、健康上の課題、いじめや不登校への対応、進路に関する情報などを確認します。
情報は、必要な教職員へ、必要な範囲で共有します。
特に小学校から中学校への引継ぎは重要です。
時間をかけて、丁寧に引継ぎ会議を実施しましょう。
教職員の役割
担任、副担任、教科担当、養護教諭、生徒指導担当、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラーなど、学年に関わる人と役割を確認します。
常勤の教職員だけでなく、非常勤講師、支援員などにも、必要な情報が届く仕組みを整えます。
連絡と相談の経路
欠席、遅刻、生徒間トラブル、けが、保護者からの相談、個人情報に関する事故などが発生したとき、誰へ、どの段階で報告するのかを確認します。
緊急時に学年主任だけへ連絡が集中する仕組みは避けます。
会議と情報共有の方法
定例の学年会議をいつ行うか。
緊急の情報をどのように共有するか。
記録をどこへ保存するか。
口頭で伝えたことを、どのように確認できる形にするか。
年度当初に最低限の方法を決めておきます。
学年経営の目標は、抽象的なスローガンだけにしない
「笑顔あふれる学年」
「仲間を大切にする学年」
「自分で考えて行動する生徒」
このような目標を掲げることはできます。
ただし、言葉だけでは、日常の判断基準になりません。
例えば、「安心して学べる学年」を目標にするのであれば、次のように具体化します。
・授業中に間違いを笑わない
・困ったときに相談できる教職員を明確にする
・欠席した生徒へ必要な情報を届ける
・生徒間のトラブルを担任一人で抱えない
・特定の学級だけが不利益を受けない
・行事や提出物の予定を早めに伝える
目標を、教師が生徒へ求める言葉だけにしてはいけません。
教師側がどのような環境を整えるのかまで決める必要があります。
情報共有は「全てを全員へ伝えること」ではない
情報共有が大切だと言われると、入手した情報を全て学年内へ流そうとすることがあります。
しかし、情報共有には範囲と目的が必要です。
共有する前に、次を確認します。
・何のために共有するのか
・誰が知る必要があるのか
・確認できた事実か、見立てか
・本人や保護者から得た情報を、どこまで共有できるか
・記録として残す必要があるか
・管理職や校内組織へ報告すべき内容か
生徒について、
「最近、様子がおかしい」
「家庭が複雑らしい」
「反抗的になっている」
といった曖昧な表現だけを共有しても、支援にはつながりません。
確認できた事実。
本人が話したこと。
保護者から伝えられたこと。
教職員の見立て。
今後確認すること。
これらを分けます。
また、共有した情報をもとに、誰が何を行うのかを決めます。
情報共有だけで終わり、対応する人が決まっていない状態を避けます。
生徒指導は担任一人に任せない
学校では、生徒間のトラブル、授業中の問題、欠席、不登校、いじめ、SNS上の問題など、複数の教職員が関わる課題が発生します。
そのときに、
「担任の学級だから、担任が対応する」
と任せきりにしてはいけません。
学年主任は、問題を自分一人で解決するのではなく、組織的な対応へつなぎます。
基本的には、次の点を確認します。
・安全は確保されているか
・確認できた事実は何か
・誰が話を聴いたか
・被害を受けた生徒への支援は何か
・保護者への連絡は必要か
・管理職や生徒指導担当へ報告したか
・学校いじめ対策組織へつなぐ必要があるか
・記録をどこに残すか
・翌日以降、誰が見守るか
学年主任は、生徒指導上の情報が学年内で止まらないようにします。
管理職や学校いじめ対策組織が判断すべき内容を、学年だけで処理してはいけません。
具体的な対応は、中学校の生徒指導で大切にしたい25の視点――安全・事実確認・組織対応・継続支援で整理しています。
学年会議は「長さ」ではなく「目的」で設計する
会議は短ければよいとは限りません。
必要な協議を省略して早く終わっても、後から混乱が生じれば、かえって時間を失います。
大切なのは、会議で扱う内容を分けることです。
連絡する事項
決定済みの事実、日程、提出期限などです。
事前に文書や共有ツールで伝えられる場合は、会議中に読み上げる必要はありません。
確認する事項
担当、期限、手順などについて、認識が一致しているかを確認します。
「何か質問はありますか」だけで終わらせず、重要な部分を具体的に確認します。
協議する事項
複数の選択肢があり、教職員の意見を踏まえて決める内容です。
会議前に、目的、現状、制約、選択肢を示します。
報告・相談する事項
生徒の安全や支援に関わる情報などです。
参加者全員へ詳細を伝える必要があるかを判断し、必要に応じて別の会議や校内組織へつなぎます。
会議の終わりには、次を確認します。
・何が決まったか
・誰が担当するか
・期限はいつか
・誰へ報告するか
・記録をどこに残すか
意見を言った人の勝ち負けではなく、決定後に誰もが同じ内容を確認できる状態をつくります。
教職員の力を引き出すとは、自由に任せるだけではない
学年主任には、学年所属の先生が力を発揮できるようにする役割があります。
ただし、「得意な人に任せればよい」と考えるだけでは、同じ人へ仕事が集中します。
仕事を任せる際には、次を確認します。
・本人が担当できる業務量か
・目的と期限が明確か
・安全面や学校方針に関する条件が伝わっているか
・必要な資料や情報へアクセスできるか
・困ったときの相談先があるか
・途中で確認する時点が決まっているか
・担当者が不在でも引き継げるか
任せることと、丸投げすることは違います。
また、得意な人へ仕事を集め続けると、その人が休んだときに業務が止まります。
担当者しか分からない状態を減らし、記録、様式、保存場所を共有します。
一方で、全ての仕事を細かく監視し、方法まで学年主任が指定すると、担当者の意欲と専門性が失われます。
目的と条件を共有し、方法には一定の裁量を残します。
若手教員を「指導される側」に固定しない
経験の浅い先生には、丁寧な支援が必要です。
しかし、何でも先回りして決めたり、失敗しないように行動を制限したりすると、自分で判断する機会がなくなります。
若手教員に仕事を任せるときは、
「分からなかったら聞いてください」
だけで終わらせません。
最初に目的と全体像を伝える。
参考資料や過去の記録を示す。
判断が必要な場面をあらかじめ確認する。
途中で相談する時点を決める。
実施後に一緒に振り返る。
このような支援を行います。
また、経験が浅くても、ICT、教材、部活動、生徒との関係づくりなど、ほかの教職員が学べる力をもっていることがあります。
若手教員を、常に教えられる側として扱わず、学年の一員として意見や提案を求めます。
公平とは、全員を同じように扱うことではない
学年主任には、公平な姿勢が求められます。
しかし、公平とは、全員へ同じ仕事を割り振り、同じ方法を求めることではありません。
担当授業数。
校務分掌。
個人事情に関わる勤務上の配慮。
健康状態。
経験。
得意分野。
こうした条件を踏まえて、業務を調整する必要があります。
特定の教職員と親しく話すこと自体が問題なのではありません。
問題になるのは、個人的な関係によって情報、仕事、評価、発言機会などに不合理な差が生じることです。
重要なことを、親しい人だけとの非公式な会話で決めない。
本人がいない場所で人物評価を広げない。
異なる意見を言った人を遠ざけない。
困っている人が相談できる経路を複数用意する。
こうした条件を整えます。
職員室の関係づくりについては、温かい職員室が温かい教室を生む――心理的安全性、守秘、対話から考えるで詳しく整理しています。
学年便りは、学年経営を家庭へ伝える手段になる
学年便りは、行事予定を伝えるだけの用紙ではありません。
学年が何を大切にしているのか。
生徒が今どのような学習や活動に取り組んでいるのか。
家庭にどのような協力を求めたいのか。
今後どのような予定があるのか。
これらを、学年全体へ同じ内容で伝える手段になります。
ただし、学年主任が全て一人で書く必要はありません。
記事の担当を分ける。
行事担当から原稿を集める。
写真や個人情報の取扱いを確認する。
発行前に複数の教職員で確認する。
このような仕組みを整えます。
詳しくは、学年主任は「学年便り」を学年運営の中核の一つにするで紹介しています。
働き方を「早く帰るように言うこと」だけで改善しない
学年主任が、
「今日は早く帰りましょう」
「若い先生は、もう帰ってください」
と声をかけることはできます。
しかし、仕事が残ったままでは、根本的な改善にはなりません。
次の点を見直します。
・毎年同じ資料を一から作っていないか
・会議で読めば済む資料を長時間説明していないか
・同じ情報を複数の様式へ入力していないか
・担当者しか分からない仕事がないか
・期限が直前に伝えられていないか
・学年独自の取組を増やしすぎていないか
・必要性が低くなった仕事を続けていないか
教職員の善意や長時間勤務によって成立する学年運営は、持続しません。
誰かが休んでも、必要な業務を引き継げるようにします。
文部科学省の働き方改革事例集でも、グループウェア等を活用し、連絡、資料共有、進捗管理を効率化する事例が示されています。
ただし、情報をデジタル化するだけで仕事が減るわけではありません。
不要な業務そのものを見直すことが必要です。
学年主任が一人で抱えてはいけないこと
学年主任になると、学年内で起きた問題を全て自分の責任だと感じることがあります。
しかし、次のような内容は、学年主任一人で抱えてはいけません。
・生徒の生命や安全に関わること
・いじめが疑われること
・虐待が疑われること
・自傷や自殺のおそれ
・重大な事故
・個人情報の紛失や誤送信
・保護者との深刻な対立
・教職員の心身の不調
・法令や学校方針に関わる判断
・学年内だけでは解決できない人員や業務の問題
早い段階で管理職や担当分掌へ報告します。
相談することは、学年主任としての力が不足していることではありません。
適切な組織へつなぐこと自体が、学年主任の重要な仕事です。
管理職との連携で伝えること
管理職へ相談するときは、
「大変です」
「うまくいきません」
だけでは、状況を判断しにくくなります。
可能な範囲で、次のように整理します。
・何が起きているか
・いつから続いているか
・安全上の懸念はあるか
・確認できた事実は何か
・これまでに行った対応は何か
・誰と情報共有しているか
・学年として困っている点は何か
・管理職に判断してほしいことは何か
ただし、緊急時には、整理が終わるまで待ってはいけません。
安全に関わる場合は、まず連絡し、その後に情報を整理します。
信頼される学年主任の共通点
学年主任の型は一つではありません。
話すことが得意な人もいれば、静かに調整する人もいます。
決断が速い人もいれば、丁寧に意見を聴く人もいます。
大切なのは、性格ではなく、日常の行動です。
・重要な情報を止めない
・分からないことを確認する
・決定理由を説明する
・特定の人へ仕事を集中させない
・異なる意見を言えるようにする
・人前で教職員を傷つけない
・自分の誤りを修正する
・管理職へ必要な報告をする
・生徒の安全を優先する
・担当者の工夫と専門性を尊重する
信頼は、強い言葉や目立つ行動によって得るものではありません。
小さな確認、共有、説明、修正を積み重ねることで形成されます。
初めて学年主任になったときの確認リスト
年度当初に、次の項目を確認します。
・学校経営方針と今年度の重点を確認した
・学年の生徒情報と配慮事項を確認した
・情報を共有する範囲と方法を決めた
・緊急時の連絡経路を確認した
・学年内の役割と期限を整理した
・学年会議の日時と記録方法を決めた
・生徒指導上の報告経路を確認した
・いじめ情報を学校いじめ対策組織へつなぐ手順を確認した
・欠席や不登校への支援体制を確認した
・家庭への情報発信方法を確認した
・業務が一部の教職員へ集中していないか確認した
・管理職へ定期的に報告・相談する内容を確認した
全てを最初から完璧に整える必要はありません。
運用しながら、足りない部分を見直します。
よくある質問
学年主任が最終決定してよいのでしょうか
学校から学年主任へ委ねられている範囲であれば、必要な調整や判断を行うことはあります。
ただし、安全、いじめ、成績、個人情報、人事、予算など、管理職や校内組織が判断すべき内容を、学年主任だけで決めてはいけません。
学年内で意見がまとまらない場合はどうしますか
全員が同じ意見になるまで話し続ける必要はありません。
目的、守るべき条件、選択肢を整理します。
誰が決定する事項なのかも確認します。
必要に応じて、管理職へ判断を求めます。
経験年数が長い先生へ意見を言いにくい場合はどうしますか
年齢や経験ではなく、学校方針、生徒の安全、公平性、役割分担など、共通の基準をもとに話します。
個人への批判ではなく、具体的な行動と業務上の影響を伝えます。
難しい場合は、一人で対応せず、管理職へ相談します。
学年主任が最も多く働くべきでしょうか
学年主任には調整業務がありますが、最も長時間働くことが役割ではありません。
学年主任しか分からない仕事を増やさず、役割を分担し、記録を共有します。
学年の先生と勤務時間外に交流する必要がありますか
勤務時間外の食事や交流へ参加することを、信頼関係の条件にしてはいけません。
勤務時間内に相談、対話、振り返りができる機会を整えることが基本です。
学年主任の役割は、学年が組織として動ける条件を整えること
学年主任の仕事は、全ての問題に答えを出すことではありません。
自分の学級だけでなく、学年全体を見る。
必要な情報を共有する。
決めるべき場所で決める。
担当者へ任せる。
困難な課題を組織へつなぐ。
教職員の専門性を生かす。
生徒の安全と学びを支える。
その条件を整えることです。
学年主任が不在でも、必要な仕事が止まらない。
特定の教職員が休んでも、情報を確認できる。
異なる意見を安心して述べられる。
困った生徒や教職員が、早い段階で相談できる。
そのような学年をつくることが、持続可能な学年経営につながります。
学年主任という役割は、学校全体を見る力を育てます。
一人で抱え込まず、管理職や教職員と協働しながら、学年の仕組みを少しずつ整えていくことが大切です。
参考資料
・文部科学省「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)」
・文部科学省「生徒指導提要(改訂版)」
・文部科学省「全国の学校における働き方改革事例集」
・文部科学省「学校における働き方改革について」
・文部科学省「いじめの重大事態の調査に関するガイドラインの改訂について」
・文部科学省「学校評価について」

