業務が増える内容の記事になります。
余裕があり、どうしても試してみたい先生向けの記事になります。
この記事の内容はマストではありません。
「登校後、下校前に下足箱をチェックする」
中学校生徒の生徒指導で有名な先生から教えてもらったことです。
チェックすれば分かることがあります。
「必ずしないといけない」という取り組みではありません。
余裕があるときなどにやるのがいいでしょう。
1.靴の状態で分かること
クラスの状態により、「靴のようす」が違います。
例えば、落ち着いている学級であれば、
・靴はきれいにそろっている
・下足箱に余計なもの(体育館シューズ、シューズケース)がない
・砂が少ない
でしょう。
このような状態であれば、学年便り等に、整然としている状態の下足箱を写真に取り、掲載すればいいのです。
荒れている学級であれば、
・靴はそろっていない(裏を向いている・落ちかけている)
・傘を下足箱にかけている
・下足箱に余計なもの(体育館シューズ、シューズケースなど)がある
・砂が多い
でしょう。
2.1つずつ直していく
このような状態になっていれば、コツコツ1つずつ直していきます。
例えば、傘が下足箱にかかっていれば、該当クラスにかかっている傘を持っていき、
「この傘は誰のかさですか」と言うのです。
下足箱に余計なものが入っていれば、該当クラスに持っていき、
「これは誰の〇〇ですか」
と言うのです。
靴がそろっていなければ、先生が揃えればいいのです。
また、まれに靴がいたずらされている場合があります。
そんな場合は、もと通りにしておけばいいのです。
もちろん、その後の学年会議は必要です。
日常のほんの少しの習慣から見えてくることがあるのです。