ゴールデンウィーク明けに生徒に伝えることは決まっています。
この記事の結論です。
4月の最初、出会いの時に言ったことをもう一度伝えるのです。
理由は簡単です。
生徒が忘れかけている頃だからです。
このことを回りくどく伝えているだけの記事です。
<学年レベル>
多くの中学校では、「〇〇な学年にしていく」ということを4月当初の学年集会や学年便りで伝えていることと思います。
それをもう一度、学年の先生全体で生徒に伝えていくといいでしょう。
<学級レベル>
担任の先生が、学級で絶対に守ってほしいこと、こうしていきたいと思うことをもう一度生徒に伝えます。
内容は、学級開きで伝えることを書いたメモ、学級通信などを確認しましょう。
語りが長くならないよう、短くすることがポイントです。
「私が4月の学級開きの時に伝えたことは何だったか覚えていますか。( )に当てはまる言葉を考えてください」というような言い方でもいいでしょう。
<授業レベル>
各教科の授業の目的、授業で守ってほしいことをもう一度伝えればよいでしょう。
<部活動レベル>
「〇〇部の活動方針は〇〇である」という内容でいいでしょう。
効果的なタイミングで、生徒に伝えた内容を、再度伝えていくということです。
5月のGW前後は、生徒の心も、春の天気のように大きく変わっていきます。
その時期をチャンスと捉え、細やかに観察し、指導に役立てていくのです。
問題行動を予防し過ぎるのもいけませんが、放任しすぎるのも避けましょう。