体育大会で優勝しても落ち着かない学級、最下位でも落ち着く学級

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体育大会などの行事では優勝するのに、行事の前後で授業中うるさくなるクラスがあります。
しかし、この逆もあります。
体育大会では良い結果を残せなかったのに、授業は集中して聞けるのです。
この差はどこから生まれるのでしょうか。
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行事の前後で授業がうるさくなる学級の担任には、特徴があります。

・他のクラスとの比較でモチベーションを高めようとする。
・行事しか見えていない。
・行事の練習時間を増やそうとする。例えば、「自分の教科の授業を使って、コソッと練習する」、「朝読書で静かに本を読むと決まっているのに、行事で勝つ作戦を説明する」など。
・行事の時しか盛り上がらない。
・行事の前後での「学級通信」「学年便り」が極端に増え、「王者」や「完全制覇」などの強い言葉が並ぶ。
・行事後の学級通信には、自分のクラスの良い部分しか書かない。
・「行事よりも普段の授業が大事」とは伝えているものの、生徒が静かになるのは、担任が授業しているときだけである。

その結果、普段は優しい生徒までがクラスの雰囲気により毒されていくのです。
「弱肉強食」的な考え方になっていくのです。
ヤンチャな生徒はさらに態度が大きくなります。
「俺らのクラスがナンバーワンや」
などと他のクラスの生徒や先生に言うのです。
それに対して、行事の前後でも授業中は静かな学級の担任は、

・モチベーションは、「クラスの団結」による。
・行事直前でも、授業についての学級通信をいつも通り発行する。
・教科の授業を、行事の練習にすることはあり得ない。
・行事の時には、「陰で支える仲間や先生」に焦点を当てる。
・学級通信の内容は、「~のおかげです」などの優しい言葉、他のクラスを称賛する言葉が多い。

行事は、学級・学年・学校を成長させる素晴らしい機会です。
しかし授業や学級が行事に飲み込まれてはいけないのです。