意思決定の基準を「正しさ」よりも「思いの強さ」にすれば、学校や学年の仕事は飛躍的に面白くなる

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1.間違った意思決定は、若い先生がやる気をなくす

意思決定の基準を「正しさ」よりも「思いの強さ」にすれば、学校や学年の仕事は飛躍的に面白くなります。
学年会議でよくある残念な例で説明します。

4月に学校運営の中核となる企画会議でのことです。
ある若手の先生が、 生徒会の活動について 年間計画案を提案(以降A案)しました。
新しい内容も多く、私は賛成でした。
他の先生も、「いいですね」という感じで進んでいきました。
間もなく案が通ると思ったとき、年配の先生(この会議の主担当者)が、低く重い声で、
「A案だったら、○○という問題が起きてしまう。そうではなくて、(私の)B案の方がうまくいくと思いますよ」
と言いました。
若手の先生が、働く意欲をなくした瞬間でもありました。

2.全員が完全に同意する提案など存在しない

このブログで以前より言っていることがあります。
冒頭に書いた「 意思決定の基準は、「正しさ」よりも「思いの強さ」 」だということです。
100歩譲って、若手の先生のA案が70点、年配の先生のB案が90点の提案だったとしましょう。
それでも、私はA案を採用すべきだと思います。
年配の先生がこの会議で言うべきことは、「70点のA案」を「90点のA案」にする助言(コーチ)をするべきだったのです。
そもそも全員のコンセンサスが完全に得られるような提案など存在しません。
仮に70点のまま進んで、問題が起こりそうな状況に万一なったとしても、その時に改善していけばいいのです

3.少なくとも学年会議は、「正しさ」よりも「思い」で決めていく

今回A先生は、生徒会をよくするために、たくさん勉強して案を出してこられました。
「思い」も人一倍でした。
そのような思いが、学校を面白くするのです。
使命感をもって働ける源泉となるのです。

思いを込めて提案したことが、年配の先生の一言で否定されれば、私ならやる気を一気に失います。
「もう二度と提案しない」とも思います。

4月から、多くの会議が始まります。
「思い」のある提案が潰されないよう、自分の立ち位置から今後も現場を守っていこうと思います。