欠席者への対応のまずさで、築いてきた信頼も一気に壊れる時があります。
欠席連絡用紙の作成
私はイメージのような欠席連絡用紙を作成していました。
小学校の先生から、ファイルをもらいました。
欠席連絡用紙.doc ダウンロード
白い紙で印刷するのは味気ないので、「ピンク」「ブルー」「イエロー」などの色つき用紙で印刷します。
作成するのは、その席の前か後ろの生徒です。
各教科からの配布物なども一緒に受け取ります。
専用の封筒(欠席連絡用封筒)を準備し、この欠席連絡用紙とともに同封します。
これを欠席者の家の近くを通る生徒にポスティングしてもらいます。
担任が直接もっていくのももちろんOKです。
欠席者への連絡
これも当たり前ですが、1日休んだら必ずしなければなりません。
学校を休んで、「学校からの電話がない」のは、やはりまずいでしょう。
直接生徒と話ができそうなら、かわってもらってもらいます。
保護者が出たのなら、忙しくないことを確認して、普段の学校のようすなどを褒めてあげればよいでしょう。
インフルエンザで欠席期間が決まっている場合があります。
この場合は、休んだ当日に1回、欠席期間の前々日くらいにもう1回電話します。
学校のルールがあればそれにしたがってください。
また、欠席連絡用封筒は毎日届けてあげてください。
注意しなければならない時
例えば、ある生徒が月曜日、火曜日に休んだとします。
水曜日、木曜日は元気に学校に来ていたのに、金曜日に休むような場合は要注意です。
こういう時は、必ず、直接家庭へ行って保護者と話をします。
見過ごしてはいけない時です。
また、2回連続で火曜日を休む、2回連続で水曜日は遅刻する(あるいは早退する)ような時も、必ず保護者と直接連絡をとってください。
この部分で教師は鈍感になってはならないのです。
休みがちな生徒の対応
担任一人だけでは対応してはいけません。
教育相談など学年でしっかりとした対応をとらなければなりません。
欠席者への連絡の方法、登校刺激についてなど、校内外問わず、連携していきます。
とりわけ、初期対応がとても大事です。
4月に始業式が始まるまでに、そのような生徒がいれば、担当の先生と話をしておきましょう。