他の先生への指導「時間と場所と同席する先生」を慎重に考える

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1.話す場所

後輩教師を指導しなければならないとき、場所と時間をどのように設定していますか。
また、どのように声をかけていますか。
安心して後輩教師が話せる環境がいいでしょう。

例えば、
・職員室で、他の教師に聞こえる声で指導する
これは、完全にNGです。
もしこのような状況で私が指導されれば、指導されている内容に集中できません。
周りの目が気になります。
「なぜ、みんなが見ている前で言われないといけないのだろう」
と思います。

2.話す時間帯

後輩教師を指導するときには、
「この前の○○のことで、ちょっと話あるんだけど、放課後10分くらい、空いてる時間とかあるかな?」
と笑顔で明るく声をかけます。
OKであれば、
「じゃあ、○○室に△△時にでいいですか。もし、生徒指導などで都合悪くなったら、言ってくれていいですからね」
後輩の都合にできるだけ合わせます。
また、場所については、周りの目が気にならない場所にします。
できれば、太陽光が入ってくる明るい部屋がよいでしょう。
暗い部屋では、気持ちも暗くなってしまいます。

後輩教師、生意気、言うこときかない、指導法、相談、態度、初任者指導

3.話し方

あと、話し方は、縦関係ではなく、横関係の話し方で。

しかし異性の場合は、これだけの配慮では不十分です。
「男性教師が女性教師と二人きり」で指導することは、それだけで恐怖心を抱かせる場合もあります。
どうしても指導する必要がある場合は、別の女性の先生を同席してもらうべきです。
そういう部分で無神経な人間になってはいけません。
「二人でも大丈夫ですか」と聞いて、女性教師が「いいですよ」と言えば大丈夫、ではありません。
「二人でも大丈夫ですか」
と聞かれて、
「いや、二人きりは緊張するので、別の先生も一緒でいいですか」
とはなかなか言えないものです。
むしろ、そのように言えない教師のために、「他の女性の先生を同席する」ことをこちらから提案するのです。

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