母の日を前に考えたこと

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1.「もう遅い」こともある

後悔していることがあります。
満足な親孝行をできませんでした。

いつでも親孝行はできると心のどこかで思っていました。
しかし、違いました。
気づいた時にはもう遅かったのです。

忘れもしません。
荒れている現場で数年経った日の夜、母親から電話がかかってきました。
修学旅行明けの代休の日です。

末期の肺癌で余命1年だと医者に告げられたと、電話口で言われました。

母の日、中学校、授業

旅行にさえ連れて行ってあげることができませんでした。
2~3か月に1回しか、会いにいくことができませんでした。
会った時も、とりわけ何か親孝行的なことをしたわけではありませんでした。
子どもの相手をしてもらったようなものです。
最愛の母親でした。
私が大学を卒業するまで、自分のことは二の次で私を育ててくれました。

私は人前で泣いたことはありませんが、この時初めて家族の前で泣きました。

電話があった週末、実家に戻りました。
私が母親に「みんなで旅行行こう」と誘いました。
しかし母親は、「ちょっと体調悪いからいけない。ありがとう。ごめんね。」と言うのです。

今でも、その時の悲しげな母親の表情が頭に焼き付いています。

それから1年後、母親は亡くなりました。

2.絶対に後悔しない最高のかかわりを

私は何のために仕事をしてきたのか分からなくなりました。
身近な存在を守れなかったのです。
私は今まで何をやってきたのだろうと。

前置きが長くなりました。
母の日がまもなくやってきます。
お婆さん、お母さん、奥さん、母と呼ばれるすべての方々に対してできること。
今年の母の日にしかできないこと。

読者の先生方には後悔してほしくありません。

温かい、忘れられない、感謝の心に満ちた、今だからできる、そんな母の日を創ってください。

生徒用には、次の授業を創っています。
「母の日直前、YouTube世界で最もタフな仕事」を授業する

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