JAXA はやぶさ2プロジェクトを中学生に語る

今日は久々の時事ネタです。
「JAXA はやぶさ2プロジェクト」が進行中です。
今日(2019年4月5日)、小惑星「リュウグウ」への弾丸衝突に成功しました。
中学生に夢や希望を持たせるには、最高のニュースです。
以下、語りの内容です。

みなさん、「はやぶさ2プロジェクト」を知っていますか。
知っていることをノートに書かせる。
(列指名等で生徒に発表させた後)
はやぶさ2プロジェクトHPには、次のようなことが書いてあります。

(はやぶさ2プロジェクトHPより抜粋)———————
「はやぶさ2」は、「はやぶさ」後継機として小惑星サンプルリターンを行うミッションです。「はやぶさ」は世界で初めて小惑星からその表面物質を持ち帰ることに成功しましたが、そのミッションには多くのトラブルがありました。「はやぶさ2」では、「はやぶさ」の経験を生かして、よりトラブルの少ない確実なミッションを目指します。
(中略)
「はやぶさ2」が目指す小惑星は、(162173)リュウグウです。リュウグウはC型の小惑星ですが、太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の水や有機物が、今でも残されていると考えられています。地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのか。そのような疑問を解くのが「はやぶさ2」の目的です。また、最初にできたと考えられる微惑星の衝突・破壊・合体を通して、惑星がどのように生まれたのかを調べることも「はやぶさ2」の目的です。つまり、「はやぶさ2」は、太陽系の誕生と生命誕生の秘密に迫るミッションなのです。
<2018年に小惑星に到着、2020年に地球帰還を予定>
「はやぶさ2」は2014年12月3日に打ち上げられました。2015年12月3日の地球スイングバイを経て、2018年には小惑星に到着し、2020年末に地球に帰還する予定です。「はやぶさ2」の新たな挑戦により、太陽系天体への往復探査技術を確実なものにするとともに、太陽系誕生や生命誕生の秘密にさらに近づくことができると期待しています。
(抜粋はここまで)———————

http://www.hayabusa2.jaxa.jp/mission/goal/

そして4月5日、人工クレーターを作るための弾丸衝突に成功しました。
その瞬間のJAXAのスタッフの皆さんのようすです。
(ネットで「はやぶさ2 弾丸衝突」で動画を検索できる)

小惑星「リュウグウ」までは、3億キロ以上離れています。
また、重力は、地球の8万分の1だそうです。
そのような場所に、はやぶさ2は到達し、衝突実験を成功させたのです。
(先生の感想を伝える)
2020年の年末に地球に帰還します。
先生は、はやぶさ2の今後がとても楽しみです。
ニュースがあれば、また紹介していきます。

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