中学生への姿勢指導・整理整頓指導を考える

授業中に、ノートに顔を「これでもか」というくらい近づけている生徒がいます。
机やロッカーが、「グチャグチャ」になっている生徒もいます。
放任しておくわけにもいきませんし、中途半端に指導しても問題の解決にはなりません。
担任教師だけで指導をしようとすると、なかなか骨の折れる作業になります。
一人の担任ができる指導時間には限界があるのです。
例えば、姿勢の悪い生徒がいるとします。
この生徒を指導するとき、担任が直接指導できるのは、「朝のSHR」「授業」「終礼」の3回程度です。
担任の授業がない日や授業での指導できない時もありますから、実際にはこれよりも少なくなります。
悪い習慣や癖については、本人も知らずのうちにやっています。
できるだけ多くの回数で指導してあげねばなりません。
だから、学年教師全員で指導するのです。
学年教師全員で指導すれば、一日に多ければ5~6回以上は指導を受けることになります。
(学校規模により違いますが・・・)
あらかじめ、学年会議などで「今週は姿勢を注意する」ことを決めておきます。
注意すると言っても、難しいことではありません。
授業中にそばに行って「背筋を伸ばしてごらん」と、こそっと言ってあげるだけです。
同性であれば、背筋のへこますべき部分を「ここね」と言って、そっと押さえてあげます。

姿勢が悪くなれば、
血流が悪くなります。
内臓に負担をかけます。
脳の働きも悪くなります。
視力も低下します。
改善してあげなければなりません。
そのためには、学年教師が繰り返し言わなければなりません。
中学校で授業をしていた頃は、何回も言っていました。
また、学年便りや学級だよりでも姿勢指導をしました。
「何か、勉強中にあまり疲れないようになった」
「意識しなくてもできるようになった」
と言われるまでやるのです。
また、教師側の授業で配慮すべきこともあります。
ずっと、同じ姿勢させてはいけません。
疲れやすくなります。
長時間椅子に座りっぱなしなら、椅子から立って伸びをさせてあげましょう。
特に、疲れが溜まっていて、いつもより計算が遅いなど、調子が悪い時には、意識してやってあげましょう。
それだけで、計算が速くなったり、解けなかった問題がとけるようになったりすることもあります。
これは、整理整頓の指導についても言えます。
「整理整頓」でチェックする場所は3つ、
・机の上
・机の中
・ロッカー
です。
机の上に余計なものは置いていなでしょうか。
使わないプリント、余分な文房具、その他勉強に関係のない物です。
たくさん情報が入ってくると、勉強に集中しにくくなります。
机の上からなくしましょう。
次にカバンの中もチェックしてあげてください。
プリント類が、雑然と入っていませんか。
クリアファイルを準備して、理想の机の中をつくってあげましょう。
日常使うものが整理されていると、いろんなことも整理して考えることができます。
毎時間言って上げることがポイントなのです。