三者面談で、褒める材料を増やす方法

「三者面談(三者懇談、個人懇談)では、生徒を保護者の前で褒める」
よく言われることです。
しかし三者面談の直前になり、名簿に褒めることを書こうと思ってもなかなか作業が進まないことはないでしょうか。
私はそのような一人でした。
そんな時に、先輩教師からアドバイスされたことです。
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「そのような作業が苦手なら、普段から生徒の様子を意識して観察し、毎日書き出さないといけないよ」

確かにそうなのです。
生徒と会話したことを思い出して文章にするのが苦手だったのです。
その先輩教師は次のように続けます。

「できないことをできるようにするのは難しいですよ。だから、2、3日の努力だけではできるようになりません。相当意識を強く持たないといけません。具体的にやることは、少なくとも1日10分、2~3週間、放課後、教室の教卓のある位置から、生徒の机のある方を向いて一人一人の生徒の顔を思い浮かべる練習をすることです。生徒がどのような表情をいていたのか、何をしていたのか。」

なるほど、と思いました。
すべての仕事が終わった後、言われた通り教室へ行き、そのような作業を続けました。
最初の1週間は、かなりハードな作業でした。
そして、気づいたのです。
「顔を思い出すことのできる生徒」が、毎日同じであることに。
もっと言うと、
「顔を思い出すことのできない生徒」も、毎日同じなのです。
なんてひどい教師なんだろうと思いました。
それ以来です。
担任している生徒全員の表情を思い出せるように、生徒と意識的に接するようになりました。
また、「生徒と接する回数」、「三者面談で褒める回数」を増やすためには、「生徒が活躍できる場」も多く準備しなければならないことも気づきました。
そのようにして得た情報は、「ノート」や「メモ」に書き出します。
具体的なノートなどの作成方法は、「中学校|保護者・生徒に喜ばれる通知表の所見作成5つの手順 1.所見ノート(生徒ノート)を作成する」で記事にしています。
中学校の先生は、小学校の先生とは違い、一日中生徒と一緒にいるわけではありません。
丸1日会話をしないことだってあるでしょう。
特に、体育の先生であれば、自分の性別とは違う生徒と会話する機会は本当に限られてくるのです。
だからこそ、中学校教師はこのような作業をしなければならないのです。
本記事は、三者面談(三者懇談、個人懇談)は、何のためにするのか。の続編です。
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毎週日曜日夜7:57、TBS「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」が放送されています。
2014年11月16日(日)の内容は、「知っているようで知らない”うつ”」です。
周りにそのような可能性のある先生がいらっしゃる場合は、ご覧ください。