全ての先生の机上にプリントを配る文化はすぐにやめる

午後から出張に出て直帰した次の日、学校に行くと机上には学校便り・学級通信など多くのプリントが山のように置かれている。
そして、それらをリサイクルボックスに入れることから1日が始まる・・・。
なんてことはないでしょうか。
辛辣な表現かもしれませんが、その中学校は、ECO意識、コスト意識、時間意識が低いと言わざるを得ません。
時代に逆行しています。

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こんなことにならないように、職員室前のホワイトボードなどに「今日の配布物」を書くように義務づけなければなりません。
例えば、作成した先生が、「1月22日、1年1組学級通信」と書くのです。
そしてそれを見たい先生は、パソコンの「通信フォルダ」等に保存されているファイルを見ればいいのです。
あるいは、1枚だけを特定の場所に掲示するようにすればいいのです。
これを習慣にしなければいけません。
見なかった場合に不利益を被る先生がいるかもしれません。
はっきり言います。
その先生が悪いのです。
「ホワイトボードに書かれている配布物をPCや掲示板でチェックする」という基本的な行為ができなくて、一体何ができるというのでしょうか。

ここで、学級通信を全先生の机上の配布した場合の損失を考えます。
ECO面、コスト面、時間面から、1年間のスパンでこの行為について考察します。

<ECO面>
全職員の人数が30人とすると、30枚の用紙の損失です。
1日に延べ3人の教師がそのようなことをするとして、3×30=90枚
1日90枚×授業日数200日=合計18000枚
他にもいろいろなプリントがあるでしょうから、これは少なく見積もった枚数です。
ほとんどの場合、すぐにリサイクルボックス行きとなるので、ゴミも半端ではありません。
まったくECOでありません。

<コスト面>
1枚あたりの「用紙代+印刷機のランニングコスト代」=4円とします。
18000枚×4円=72000円。
コスト面はこれだけではありません。
18000枚を配布するための人件費があります。
1枚を配布するのに必要な時間(印刷時間や移動時間を含めて)=2秒とすると、
18000枚×2秒=36000秒
さらに、18000枚を廃棄する時間も必要です。
1枚1秒として、
18000枚×1秒=18000秒
合計で54000秒=15時間
一人あたり1時間で1000円(実際にはもっとかかっていますが)として、15000円。
72000+15000円=合計87000円

<時間面>
先に示した合計15時間

まとめると、学級通信を全教師の机上に置くだけで、
「1年間で、18000枚の用紙、87000円のコスト、15時間の労働時間」を損失しているのです。

実際には、学級通信以外のプリントもあるので、損失はもっと大きいはずです。

すでに多くの自治体や中学校では、いわゆるペーパーレス化が進んでいます。
事務員の方から指摘される前に、現場の先生方でペーパーレス化を進めていきましょう。