可能なら、年に1回、学期に1回でも、朝校門に立ってみる

業務が増える内容の記事になります。
余裕があり、どうしても試してみたい先生向けの記事になります。
この記事の内容はマストではありません。

朝、校長先生、教頭先生、生徒指導主事等、学校の顔とも言える先生が校門に立って挨拶をしている中学校も多いと思います。
中には当番制で、校門に立つ先生が決まっている中学校もあるでしょう。

そこで、決められた時に加えて、朝校門に立って一緒に挨拶をするのです。
学期に1回、月に1回でも構いません。
可能な範囲で行います。
苦手な先生が一緒にいるなら、無理する必要はないでしょう。

朝、校門、挨拶

学校の顔ともいえる先生に交じって挨拶をするのは、ひょっとしたらハードルが高いかもしれません。
もし、立てたのなら、次のことが見えてきます。

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1.朝、校門に立つと見えてくること

朝校門に立つと、次のことに気づきます。
・学年ごとに、登校生徒数のピークとなる時間帯が違うこと
・それぞれの生徒が登校している時間はほぼ同じであること
・生徒の仲間関係が4~5月は特に変わっていくこと
・GW直前は、全体の登校時間が少し遅くなること
・生徒の挨拶し返してくれる声が、日に日に大きくなること
・雨の日だけではなく、曇りの日も遅刻者の多いこと
・季節の変わり目に、生徒全体の登校時刻が微妙に変わること
・月曜日の生徒の顔を注目しなければならないこと

また、毎朝校門に立っている先生を観察すれば、次のことも分かるはずです。
・力のある先生が、朝一番、生徒の顔を見た時に、どのような声掛けをしているのか。
・登校している生徒の何を見ているのか。
・何時から立つのか。
・何のために立つのか。
・服装や髪型が変わっている時、どのような声掛けをしているのか。
・「おはよう!」なのか「おはようございます」なのか。
・経験年数が少ない先生は何に注意すればいいのか。

そして何よりも、
・+αで頑張っている姿勢を認めてくださる
・何かあった時に、助けてくれる
・より深い信頼関係を築くことができる
のです。

2.他の先生にいろいろ教えてもらえる

また、この時間を利用して、いろいろな相談をすることも可能です。
放課後、相談したい先生の隙を狙って声かけするのもいいですが、挨拶運動で生徒に挨拶しながら、考えていることをいつも校門に立っている先生に話してみてください。
朝は「理性脳」が働いている状態です。
夕方の「感情脳」とは、聞ける内容が変わってきます。
朝、青空のもと話を聞いてもらうと、夕方よりも建設的で前向きな返答が返ってくる場合が多いのです。
もちろん、「朝機嫌が悪い」ような先生には、話しかけない方が賢明でしょう。

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