自分の声の聞き取りやすさをチェックする方法

「声の聞き取りやすさ」
これは、教師の生命線の1つです。
以前生徒から、私の声が聞き取りにくいと言われたことがありました。
それをチェックする方法として私は、
iPhone/AndroidアプリのSpeechy(Pro版)
を使用しています。
アプリについては、iPhoneやAndroidのストアで Speechyと検索すればすぐに見つかります。
このソフト、面白いです。
利用法は2つあります。

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1.自分の声の聞き取りやすさをチェックする

インストールして、最初に「あ」~「ん」まで発音してみました。
狙い通り、私の発音で聞き取りにくいポイントが分かりました。
私の場合は、「いきしちにひみいりい」「たちつてと」「ぱぴぷぺぽ」が認識されにくく、違うテキストに変換されていました。
また、テキストでの認識と同時に、音声でも録音されています。
認識されたテキストを見ながら、録音された音声を再生することも可能なので、認識されなかったときの自分の声の癖が分かります。

自分の声の癖が分かったので、発声練習の本を買って、1日3分ほど練習しました。
結果、まだまだ完全ではありませんが、かなり認識してもらえるようになりました。
「声」については、
「少しの練習と少しの意識」
でかなり改善されます。
興味ある先生は、発声練習について調べてくださればと思います。
「発声練習 方法」
くらいが妥当でしょう。
 ・胸に息をためたまましゃべらない
 ・授業はやや低い声
 ・お腹への力の入れ方
 ・滑舌
 ・呼吸法
 ・口の形
などがキーワードとして出てきます。

話は変わりますが、「○○先生の声、聞いていたらなんか、ずっと高音やからいややねん」と言ってくる生徒は少数ですがいることも事実です。
自分の声が、
「聞き取りやすいか」
「聞いていて気持ちの良い声かどうか」

親しい人に聞いてみるのもよいでしょう。
音楽の先生が声楽専門だったら、指導してもらえればラッキーですね。

ちなみにこのアプリは多言語対応しているので、英語認識等も可能です。
「「R」と「L」の発音も、意識して発音しないと、認識しない」
と、英語の先生が言っていました。

2.音声入力する

このアプリの本来の使用法になります。
やってみたら分かりますが、かなり正確に読み取ってくれます。
Pro版であれば、時間無制限で認識されます(標準の音声認識は時間制限がある)。
例えば、道を歩いているとき、アイデアが思い浮かんだら、音声とテキストでメモしてくれます。
マイクに口を近づければ、ささやくような声でも認識してくれますので、変な人と思われる不安もなくなります。
テキストで読み取ってくれなくても、同時に音声でも録音しているので安心です。
時間無制限機能により、「50分間の授業の録音(音声+テキスト)」も可能です。
音を出している部分である口と音を認識する部分(マイク)との距離が離れていると、 認識率が下がるので、そこは注意が必要です。

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