1.教職を30年以上続けてこられた先生の言葉はとても重い
教師を始めて17年、退職される多くの先生方を見てきました。
その度に私はそばに言って、話を聞かせてもらいました。
教職を30年以上続けてこられた先生の言葉はとても重いです。
今では考えられないようなことを体験されている先生がたくさんいらっしゃいます。
先生一人ひとりが、壮大なドラマをもっています。
2.私がよくする16の質問
私は日本の教育を支えてこられたというリスペクトの気持ちをもちつつ、次のような質問をしてきました。
- 一番の思い出は何ですか。
- 一番辛かったことは何ですか。
- 一番印象に残っている生徒はどんな生徒ですか。
- 生徒と話をするときに心がけていることは何ですか。
- 後悔していることはありますか。
- 一番のヤンチャな生徒って、どんな生徒でしたか。
- これから若い先生が増えます。何かアドバイスできることあれば、教えてほしいです。
- 先生を長く続ける秘訣はありますか。
- 生徒に思いを伝えるとき、大事なことは何ですか。
- 教育現場で、今と昔で一番変化したことは何ですか。
- 私が今後成長していくために、何かアドバイスくださいm(_ _)m
- 退職されたら、したいことって何ですか。
- 先生が授業で一番大切にされていることって何ですか。
- 一番腹か立ったことって何ですか。
- (得意な校務分掌について)分掌をうまくするコツを教えてください。
- 一番得意な単元の授業はどこですか(どのような授業展開をされるのかも聞く)
すべて質問する必要はありません。
その先生の生き様が表れるのはどんな質問なのかを、しっかり吟味します。
ほぼすべての先生が、笑顔で答えてくれます。
その姿勢にも頭が下がりますし、本当に勉強にもなります。
今が最後のチャンスかもしれません。
これから歓送迎会が続きます。
私は、飲み会には参加しませんが、歓送迎会だけは出席して、いろいろ質問させてもらいます。(他の飲み会は参加しません)
参加する理由は、この記事に書いている通りです。
人生の節目においては、本当に心からそう思っていることを話してくれるものです。
大先輩の声を聞いて、今後の人生の肥やしにするのも、これからの時代に必要なことだと思います。