ブログで保護者批判をする教師になってはいけない

ブログで保護者批判をする教師がいます。
しかも、不特定多数の方が見られる公開状態になっています。
このようなことをしている限り、保護者や生徒と信頼関係を得ることはできません。
例えば、次のような内容のブログを数年前より多数回見たことがあります。

ブログ、中学校教師、保護者との信頼関係
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1.ダメな例

「今日授業参観がありました。
ところが、生徒は授業に集中できていませんでした。
理由は、後ろの保護者がおしゃべりをしていたからでした。
また、メールをしている保護者もいました。
子どものモラル低下はこのような保護者が原因なのです。
(以下、省略)」
このようなブログを公開する教師のモラルが一番最低です。
まず、保護者がおしゃべりを本当にしていたとして、ブログでその保護者を批判しても何の解決にもなりません。
教師に対する不信感が高まるでしょう。
逆の場合を考えます。
「保護者が教師批判をしたブログ」が増えたら、教師のやる気はアップするでしょうか。
よい協力関係を保っていけるでしょうか。
そんなことがあるはずはありません。
多くの教師は、反感をもつのではないでしょうか。

2.OK例

少し考えれば、このような行為をしたらいけないことはすぐに分かるのです。
むしろ、ほとんどの保護者の方は、中学校に協力的です。
本当に頭が下がります。

心ある教師なら、次のような感覚をもたなくてはいけません。
「今日は授業参観日でした。
しかし残念ながら、保護者の方や生徒を集中させるような授業ができませんでした。
もっと授業力をつけないと、興味関心を高めることができないのだと思います。
これから生徒の夏休み期間です。
この期間を利用して、2学期にある授業参観に向けて準備をしたいと思います。
授業参観はいつも通りの授業ではいけない、と聞いたことがあります。
私も今日の授業で強くそのように思いました。
できれば、保護者も巻き込むような授業を次回はしたいと思います。」

どうしてもSNS等でそのような残念な思考を綴りたいのなら、「非公開にする」「限定公開にする」などの方法をとる方がベターでしょう。

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