中学校生活最後の1週間は、生徒の持ち味を褒める

多くの中学校で、今週卒業式があります。
中学校生活最後の1週間、生徒の持ち味を褒めるのです。
一人一人の持ち味です。
それを声に出して、しっかり生徒の顔を見て、一人一人に伝えるのです。
休みの時間でもよいでしょう。
最後のHRなどでもいいでしょう。

今まで何回もそのことを褒めてきたかもしれません。
しかしそれでも、気づいていない、本当にそう思えていない生徒もいます。
卒業直前の1週間は、特別な意味があります。
この時期だからこそ、もう一度言うのです。

以前に悔しい思いをしたことがあります。
ある卒業生の話です。
その卒業生は、勉強が得意ではありませんでした。
そのことが影響していたのでしょうか、いつも自信がないように見えました。

その生徒が高校3年生の時、中学校に会いに来てくれました。
見違えるような姿でした。
その変わりようにビックリしました。
自信に満ちた顔つきをしているのです。
当時は比べられないくらい、話し方もしっかりしているのです。
高校生活の話をしているうちに、次のことが分かりました。

・高校入学直後、学年で飯盒炊さんがあった。
・その飯盒炊さんで、Aくんとペアになった。
・Aくんは話すのが苦手だったので、僕から積極的に声をかけた。
・担任の先生がその様子を見ていた。
・Aくんは、その後の感想で、僕に助けられたことを書いた。
・担任の先生が、それ以来僕のことを「会話名人」と言い続けた。
・学校に来ていない生徒の家に、先生と一緒に行った。たくさんその子と話をした。次の日、学校に来てくれた。
・それが自信となって、誰とでも積極的に話せるようになった。
・もう勉強して、志望したコミュニケーションの学科のある大学に合格した。

確かにそういう節があったのです。
誰とでも気兼ねなく話ができていたのです。
このような「持ち味」を中学生の時に見つけてあげてたら、もっと成長させてあげることができたと思うのです。
この卒業生の持ち味を引き出してあげられなかったんだと思いました。

話を元に戻します。
卒業直前に、一人一人の持ち味を、もう一度伝えてあげるのです。
今からでも遅くはありません。
今後の人生を左右するような言葉になるかもしれないのです。

追伸
(今週に卒業式がある前提で書かせてもらいます)

3年所属の先生の皆様へ
本当にお疲れ様でした。
いよいよ最後の1週間です。
どうぞ、後悔だけはなさらないように。
最後の1週間、最高にハッピーな日々になるよう、京都の地より祈っております。


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