今回は、
「ちょっと文章を書くのが苦手だな」
と思われる先生向けに、5冊の本を紹介します。
1週間集中して読んで練習すれば、標準レベルまで達します。
学級通信、各種提案文書、定期テスト等でどんどん活用していきましょう。
1.言葉にできるは武器になる
梅田悟司さん
私の文章術の原点となる本です。
この本は、「書き方」「文章術」というよりも、そもそも「何を書くか」「何を思っているのか」ということに焦点を当てています。
「書くことがない」
「そもそも感じることが少ない」
「ぶれずに書く方法を知りたい」
先生は、この本は必読です。
2.1秒で刺さる書き方
中谷彰宏さん
私は中谷彰宏さんの本が大好きです。
メッセージがとても分かりやすいからです。
私は文章を読むのが苦手なのですが、中谷さんの本はストレスなく読めます。
カッコつけない文章も魅力的です。
この本は、
「文章を書いたけど、結局何が言いたいの?」
という文章になってしまう先生におススメです。
6ページにある「読んだ人が、人に話したくなり、行動したくなり、ハッピーになる」をまずは読んでみましょう。
3.サクッと書けちゃう!文章レシピ60
飯間浩明さん・山田由佳さん
いわゆる文章術の本です。
・修飾語の位置
・句読点のコツ
・主語と述語の位置
・肯定文や否定文の使い分け
・「の」「が」の使い方
・接続語、稚拙な文章を抜け出す方法
などについて書かれています。
中間テストや期末テスト、学級通信において、誰かに添削をしてもらったときに、「赤だらけで返ってくる」先生は、この本を読むといいでしょう。
4.伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則
山口拓朗さん
これも典型的な文章術の本です。
「伝わる文章の効果的なテンプレートが知りたい」先生は、必読です。
特に第3章の「伝わる文章を簡潔に書こう」は、学級通信等でありがちなミスについて多く記載されています。
第5章の「正しく、恥ずかしくない文章を書こう」も、保護者や生徒に信頼してもらえるような文章を書くためには必要な知識が多く記載されています。
5.「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊の本にまとめてみた。
藤吉豊さん・小川真理子さん
これも典型的な文章術の本です。
最初にある
「発表!「文章の書き方」大事な順 ランキング ベスト40」はとても分かりやすいです。
自分が気になる部分をまずは読んでみるのもいいでしょう。
「12位の語彙力をつけろ、辞書を引け」は特に勉強になります。
以上、文章の本を5冊紹介しました。
「文は体を表す」と言われます。
自分の考えをしっかり文章に表して、より信頼される先生を目指しましょう。