次年度へ向けて校長に希望を伝えるときに考えること【戦略】

次年度へ向けて校長と個別に話をするときに考えること
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他の職員と同じタイミングでは遅い

さて、今日は、次年度へ向けて、
校長先生に、
どのような場合に
どのような方法で
どんな心構えで

自分の意見や希望を伝えたらいいかという話。
よくあるじゃないですか。
次年度の希望を書く紙(以降希望用紙とします)。
あの時に書くタイミングで校長に提出したら、
遅い
のです。
理由は、
一斉に「よーいドン」
なので、他の先生と希望が重なる場合があります。
校長も一気に何十人もの希望を聞ける余裕はありません。
希望が埋もれてしまう可能性もあります。
学年末の面談のタイミングでも、同様に遅いかと思います。
また、希望用紙を出すタイミングで、もう既に校長の頭の中には、
ある程度の構想
が出来上がっている場合があります。

また、他の職員も見えないところで、
自分の希望を
空き時間にこっそりと伝えている可能性もあります。

どんな場合に校長に直接伝えるのか?

さて、どのような場合に私は伝えるかというと、
1.「校長が私の考えをミスリードしている可能性がある場合」

2.「どうしても次年度所属したい学年」や「やってみたい分掌がある場合」
です。

校長に直接伝えるときのポイント

校長という人間は、
私の知る限りでは、
そんなに人の心を読むのに長けてはいない
(むしろ苦手)
ようです。
だからこそ、
分かりやすい言葉
で、伝える必要があります。
分かりやすい言葉というのは、ふだん校長が使っている言葉や思想、考えを汲んだ言葉で文章を構成することです。
難しいですが、そこはしっかり考えてください(泣)。
また、校長という人間は、
根回し
を大切にします。
タイミングを見計らって、
「校長先生、今時間よろしいでしょうか。どうしても、校長先生だけに相談したい事があります。」
くらいの言葉を使えばいいでしょう。
「校長先生」という言葉を何回も使うことがポイントです。
変な話ですが、
「校長先生」って言われたり、頼りにされたりすると校長は嬉しい生き物なのです。
寂しがりやですしね(笑)
「なぜそこまで気をつかわないといけないのですか?」
となりますが、自分の目的を達成するために大人な対応を心がけましょう(泣)。
くれぐれも、
「校長先生へのリスペクトの気持ち」

「謙虚な姿勢」
をもってください。
なければ、俳優や女優になった気分で、
「校長を尊敬している自分」
を演じてください。
とはいうものの、
最終的に決定するのは校長
です。
延々と持論を展開する場合もあります。
「次年度の希望は、希望用紙に書いてください」
と言われる場合もあります。
校長先生の話は本当に長いです。
しっかり聞いてください。
聞く時のポイントは、
校長先生の「希望や考えや構想」を理解しようとすること
です。そうすれば、
「校長先生の思われている○○を実現するためには、私が▲▲に所属して■■すればできると思います。お手伝いさせてください」
という言葉も言える可能性も出てきます。
こんな感じですかね、、、。
そんなにうまくいかないでしょうが、そういう心構えでということです。
校長に、いい意味で、
「そんなことを考えていたのか」
「そのやり方があったのか」
「○○先生がそのような希望(考え)をしていることは知らなかった。誤解していた」

と思ってもらえれば、まずは成功です。

最後は、
「今日は聞いてくださってありがとうございました」
で終えてください。
最後に、、、
校長先生に過大な期待をしない心構え
も必要です。
また、希望通りにならなくても、次々年度へつながる可能性もある場合もあります。

それでは、くれぐれもご体調には気をつけてください。

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