授業中に安易に教室から離れない

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1.安全管理・監督について

授業中にもかかわらず、教室を離れて職員室に戻ってきている教師がいました。
理由を聞くと、「忘れ物をした」ということでした。
よほどの正当な理由がない限り、授業中教師は教室を離れてはいけません。
安全管理・監督に問題があります。
例えば、

ある教師が、「授業プリント」を忘れて、教室を離れた。
その間に、生徒同士がふざけた結果、シャーペンの先が顔に刺さってしまった。

極端な例ですが、このような取り返しのつかないことが起こる可能性があるのです。

2.責任は誰がどうとるのか

このような事件が起こった後、対応の中心となるのは、学校長であり教育委員会なのです。
詳しくは調べていませんが、過去の判例では、このような種類の事故は、被害者の損害賠償請求等を認めていたはずです。
自分自身で責任をとれないにも関わらず、安全管理・監督義務を怠っていたことになります。
しかし、どうしても教室を離れなければならない時もあります。
所属している中学校に、「授業中止むを得ず教室を離れる際の決まり」などはあるでしょうか。
ぜひ、それを確認してください。
もしなければ、生徒指導主事や管理職の先生に、
「教室を離れる場合の問題点について教えてください」と、謙虚に聞いてみてはいかがでしょうか。

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