「頭の回転早っ!」って思う先生が習慣にしていること

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1.結論

始めに結論です。

思考している時間、アウトプットしている時間が圧倒的に長いのです。
このことを長い文章で説明します。

職員会議などで、
「賢いこと言うな」
「頭の回転早いな」
「意見がはっきりしていて分かりやすいな」
と思う先生はいないでしょうか。
そんな先生は、普段から職員会議の時だけに限らず、

・考える癖がついている
・考える時のコツを知っている

のです。
それを、「できる先生」「優秀な先生」と言ったりします。

会議中などに同じ1分を話す時でも、

「その1分のために数時間も考えている先生」と「思いつきで話しているような先生」とではわけが違う

のです。
思いつきで話しているようであれば、聞かされる方はたまったものではありません。
「この先生、メッチャ考えている」、「この先生、思いつきでしゃべっている」
聞く方はすぐに分かるのです。

「その問題について一番考えている先生に基本的に任せたらいい」、よく言われることです。

さて、むやみやたらに我流で考えるのもよくありません。
考える時の方法も、ある程度のコツが必要です。
誰でも考えがまとまらない時があります。
そんな時に、自分の考える型をもっているでしょうか。

ちなみに本ブログの場合、95%の記事は「PCの画面上」だけで考えながら打ち込んで完成させます。
しかし残りの5%の記事は、その方法だけではどうしても考えがまとまりませんし、深まりません。
そういう時は「紙面上」で考えます。
A4用紙を横置きにして使います。
さらに本格的に考えたいときは、「A3用紙」を使います。
学期に1回くらいはそのような時があります。
図を書いたり、矢印書いたり、箇条にしたり、結んだり、バツをしたり、グループ化したり・・・・。
そうしている中で「あっ、言いたいことはこれだったんだ」と考えがまとまってきます。

考えることが習慣になっていれば、考えるコツも分かってくるのです。
「この内容だったら、PCで打ち込みながらまとめられるな」
「この内容だったら、紙面で時間とって考えないとまとまらないな」
こんな感じです。
とにかく普段から「考える」ことを意識しなければならないのです。

「自分には考える力がない」
そんなことまったく気にする必要はありません。
初めに持ち合わせている「考える能力」なんてそんなに変わらないですよ。
変わるのは、模範解答のない問題に対して「考えることを習慣化しているかどうか」だけなのです。
自己実現への最短距離ではないでしょうか。

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「前書き」を読んで「考えて」選んでください。
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2.まとめ

とにかく考える癖をつける。
そうしているうちに、コツも分かってくる。
思考が広がり、深まり、質も向上する。

Good Luck ! です。

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