定期テスト・実力テストの結果を15分で分析する方法

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定期テストの目的は大きく分けて次の2つです。
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・評価するため
・生徒の達成度を確認し、今後の指導に活かす(フィードバックする)ため

教育用語で、「総括的テスト」「総括的評価」「形成的テスト」「形成的評価」という言葉があります。
評価するための「総括的テスト」、生徒の達成度を確認し今後の指導に活かすため「形成的テスト」とざっくり言うことができます。
「評価するため」に重きを置いている教師が多いのではないでしょうか。
しかし、中学校教師こそ

「生徒の達成度を確認し、今後の指導に活かす」ことに重点

をおいてほしいのです。
さて、問題はその方法です。
授業でのミニテストや定期テストの度に、「設問ごとの正答率を計算する」ことをしていたら、時間がいくらあっても足りません。

私は、次の設問をピックアップして分析していました。
・一番できている設問を1題
・できていない設問を3題(ワースト3)
・思っていたよりも、生徒ができていなかった設問を1題

合計5題選びます。
できている、いないというのは、答案用紙をザッと見て判断します。
正答数を数える必要はありません。
大体でよいのです。
時間をかけることはしませんでした。
次に、A4サイズのノート(以降、分析ノートとします)を1冊準備します。
選んだ設問を分析ノートに貼り付けていきます。
次に、設問の近くに、「なぜ、できなかったのか」を記入します(一番できなかった設問の場合)。
それぞれ選んだ問題に対して、理由を記入します。
一言で構いません。
次のテストのために書くのです。
自分が分かればよいのです。
例えば、
「授業中、1回しか取り扱わなかったため」、
「分数の計算が苦手な生徒がいたため」
「問題文が長かったため」
などの理由があがります。
「一番できている設問」「思っていたよりも、生徒ができていなかった設問」も同様です。
分析ノートに、自分の感覚を書き溜めていくのです。
一般的に、1年間で定期テスト5回と実力テストがありますから、ちょっとしたデータになります。
次に、この分析結果を授業に活かします。
これが、大事です。
いわゆるPDCAサイクルのAにあたります。
先ほどの例であれば、
・「問題文が長い」設問を授業で取り扱う
・分数の計算を練習する
などが考えられます。
その積み重ねが高校入試対策にもつながります。
また、設定した平均点に近づけることもできます。
持ち上がりの3年生であれば、分析ノートでの弱点をまとめて、もう一度授業で取り扱うこともできます。
PDCAのPDCに重点を置いている中学校教師は、このような仕事の方法を覚えないといけません。