やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ

山本五十六のあまりに有名な名言、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

この言葉に集約されます。

例えば、授業観察指導場面。
ある先生が、生徒へ視線をうまく送ることができていなかったとします。
そんな授業のようすを見て、次のようにできる指導者は、周りの先生を成長させることができるでしょう。

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1.「やってみせ」

いわゆる「師範授業」というものです。
視線の送り方を実際の授業を通して、指導される側に「やってみせる」のです。

2.「言って聞かせて」

やった後に、やり方や方法を説明します。
例えば、「Z視線」などです。
(Z視線については、中学校の授業の基本 4つのチェックポイントで記事にしています。)

3.「させてみて」

こんどは指導される側に、授業をやってもらいます。

4.「ほめて」

そして、最後にほんの少しでもできたこと、改善されたことを褒めるのです。

1.~4.のことをして、「人は動く」のです。
3.「させてみて」だけでは、決して人は動かないのです。

5.続きの言葉

ちなみに、この名言には続きがあります。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

ビジネスシーンでよく引き合いに出される山本五十六の名言。
中学校の教育現場でも、十分すぎるくらいのヒントになります。

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