学期最後の学年集会で話す項目をまとめました。
まだ、何を話すか完全に決定していない場合はご参考になさってください。
1.学期最後の学年集会の一般的な流れ
- 学年所属先生からの話
- 必要に応じて、養護教諭、管理職等の先生からの話
- 学級代表による各学級の反省、夏休み、次学期へ向けて
- 各委員会の反省、夏休み、次学期へ向けて
- クラス対抗ミニゲーム
@バレーボールリレー
バレーボールをクラス分準備します。
クラスが横一列に立って並び、30cm位の間隔をあけます。
スタートの合図で先頭から最後まで一人一人ボールを手渡しで運びます。
早いチームの勝ちです。
「勝ったチームは、早く教室に戻れる」くらいの褒美でいいでしょう。
教室を含めた学級レクについては、中学生でもできる学級レクリエーション、ゲーム、遊びin教室で記事にしています。
この中で、体育館で学級対抗でできるものとして、
@ジャンケン大会(色々なバリエーションで。後だしジャンケン、負け勝ちジャンケン、あいこ勝ちジャンケン、先生対全員方式、トーナメント方式)
@人間知恵の輪
@トレジャーハンティング
があります。
詳細は、上記記事をご覧ください。
2.学期最後の学年集会で伝えること
下記の項目から、学年の実態に合わせて数項目話せばよいでしょう。
なお、内容は、夏休み直前、1学期最後の学級通信・学年便りで入れたい内容と重なっている部分が多くあります。
@学期の振り返り
授業の講評
行事(校外学習、体育大会、文化祭など)の講評
大きな指導をした場合のその後のようす
学年の先生として、嬉しかったこと
学年目標、学級目標は守れたか
@学校方針を確認し、話すこと
外出時の服装
お金の貸し借り
友人宅への宿泊
望ましい帰宅時間
タバコ指導
万引き指導
自転車指導
外出する時は必ず保護者に
早寝早起き何時
健康教育(飲食、睡眠)
熱中症対策
女子の夜の一人歩き
健康診断(眼、耳、鼻)
交通事故
遊び(賭け事、花火、地域特有の危険な場所、ゲームセンター、水泳(海水浴))
迷惑行為(落書き、コンビニへの居座り)
生徒手帳の生徒心得で特に夏休みに注目する部分
PC、TVゲーム、スマホ、TV等の合計時間は〇時間以内
何かあった時は学校へ連絡
夏休み中の登校について
部活動
@夏休み(冬休み、春休み)の基本的な生活習慣、これだけは守ってほしいこと
「早寝早起き」では不十分です。
生徒によっても違いますが、何時までに起きて、何時までに寝るという最低限のルールが必要です。
中学校として、発信されているべきでしょう。
参考「テスト直前に中学校教師が指導すること/睡眠時間・スランプ編」
@SNS
主な内容については、「中学生にLINEをこう授業する|パワーポイント使用」で記事にしています。
SNSについては、教師が話をするよりも、企業の方を外部講師として呼ぶ方が効果が高いでしょう。
@自転車指導
自転車事故については、
警察庁HP「自転車はルールを守って安全運転~自転車は「車のなかま」~」がとても充実しています。
主な内容は、
・「自転車に関わる主な交通ルール」
・自転車の安全利用について「お父さん・お母さんへ」「キッズコーナー」
・「対人傷害等保険に加入しましょう!」
です。
中学校として、誰かがふれていなければならない内容です。
@次学期以降の予定、目標、方向性
特に学級や学年で大事にしたい行事、大切にしたいことをもう一度1学期の振り返りも含めて記載します。
@夏休み(冬休み、春休み)の宿題
担任として、学年主任として、どのように宿題に取り組んでほしいのか、哲学が問われます。
@担任として、夏休み(冬休み、春休み)「このように生活を送ってほしい」というメッセージ
>1日〇〇時間勉強
>1日の勉強時間記録更新
>部活動を絶対に休まない
>友人との関係
@親孝行
「中学生の親孝行を具体的な形にする|中学校教師が伝えること」で記事にしています。
その中の
1.学校ホームページ・学年通信・学級通信・日常の会話で伝える親孝行
2.日常生活でできるほんの少しの親孝行
という項目を参考にしてください。
@進路関係
「第5回|進路便りにそのまま使える文章50選|中学校進路指導」で記事にしています。